君子は質のみ
本質をしっかりとつかんでいかないといけませんよ、という意味。
不動産投資を究極的に簡単に(本質を)言うならば、
「いかにして空室を埋めるか」
に尽きると思います。
市場では、
空室を埋めるのが簡単であれば、
利回りは下がり、
空室を埋めるのが大変であれば
利回りは上がります。
つまり、物件を購入する時に
絶対に抑えておかないと
いけないポイントは、
「その物件を(どうすれば)満室に出来るのか」
ということです。
例えば、私は最近、仲介業者から、
静岡県の物件を紹介して貰いました。
築年数の割にやたらと利回りが高かったので、
逆に少しあやしいな、と思って調べてみたところ、
その地域は津波の被害を受ける場所で、
賃貸需要が激減している地域、とのこと。
数字だけを見ていては気づかない部分です。
又、大学からとても近い場所にある学生向けの
物件を紹介して貰ったこともあります。
この物件もやたらと利回りが高いので、
何故かな、と思って調べてみると、
何と、大学が寮の建築を予定している
とのことでした。
物件を購入するにあたり、先ず考えないと
いけないことは、「何故空室なのか」ということと、
「空室を埋めることが出来るのか」ということです。
空室の理由というのは意外な部分に隠されていたり
するものです。
では、どうすれば空室の根本的な理由を
把握することが出来るのか、ということに
なりますが、これは近隣住民へのヒアリングと
管理会社へのヒアリングが効果的です。
近隣住民へのヒアリングって、結構勇気が要りますが、
話してみると意外に気さくに答えてくれたりします。
まあ、冷たくあしらわれたら、それは忘れましょう(笑)
まとめ
その物件、本当に空室を埋められるかチェックしましょう
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