30年間で震度6強以上の地震に襲われる確率、日本全国、都道府県庁所在位置でのランキング。前回までの安全な場所に続いて、危険な場所、ワースト4位から8位まで。

第8位 大分県大分市

30年間震度6強以上地震確率:15.3%

ちなみに、今回の熊本地震では大分市は震度5弱でした。

大分はワースト8位ですが、熊本はちょうど真ん中あたりの21位になります。実は少し広い範囲で比べると、熊本と大分は地震の危険性はだいたい同じような確率になります。

しかし、熊本の市街地は比較的地盤の良いところにあるのに対し、大分の市街地は沖積平野のあまりよくない地盤の上にあります。大分は中央構造線の上にあって地震が起きる確率は比較的高く、地盤もあまりよくないということで確立上は、熊本よりも高いワースト8位です。

第7位 岐阜県岐阜市

30年間震度6強以上地震確率:17.6 %

30年以内には南海トラフ沿いの地震が発生する確率が高いこと、県庁が軟弱地盤地帯に建てられていることから、ワースト7位になっています。

しかし、岐阜の街自体は、地盤が比較的良い場所にあるので、それほど確率が高いわけではありません。岐阜駅のあたりだと、震度6強以上の確率は3.2%となり、ランクでいえば、ちょうど真ん中あたりになります。

岐阜県全体では南のほうは地盤が悪く、南海トラフの震源に近いので確率はかなり高くなり、北のほうへ行くと地盤はいいし、震源から離れるので確率はかなり低くなります。

第6位 香川県高松市

30年間震度6強以上地震確率:23.7%

中央構造線沿いの地震、南海トラフ沿いの地震の影響で確率が高くなっています。高松は市街地全体が沖積平野の上にあります。地盤自体はそれほど極端に悪いわけではないのですが、二つの地震の影響で地震の確率が全体に高くなっています。

香川県は他の都市も、高松と同じようで、地盤自体はそれほど悪くないのですが、二つの地震の影響で全体に確率が高くなっています。

第5位 和歌山県和歌山市

30年間震度6強以上地震確率:28.9%

和歌山の市街地は、あまり良い地盤とはいえませんが、それほど極端な軟弱地盤でもありません。しかし、30年という期間で考えると中央構造線の大きな地震が発生する確率がかなり高いため、全体に確率が高くなっています。

また、和歌山県全体でみても、御坊、田辺、白浜、串本等々、南海トラフと中央構造線の地震の影響で、いずれの町も地震確率は高くなっています。

第4位 千葉県千葉市

30年間震度6強以上地震確率:40.7%

首都圏の中では千葉市がダントツに地震確率が高くなっています。ちなみに、震度6強異常の確率は東京都庁の位置で7.4%、神奈川県庁で9.1%、埼玉県庁で8.2%となります。

千葉県の確率が高いのは、県庁のあたりから東京湾にかけてやや地盤が悪いことと千葉県東方沖の日本海溝沿いの地震(東日本大震災で割れ残ったと考えられ得ている)の可能性が原因です。千葉県の平野部では、震度6強以上となる地震の確率がどこでも(特に海に面したところ)は全体に高めです。