単年度の経費の種類、その金額目安の把握だけでは…

 

こんにちは。サムライ大家です。

 

前回のコラムでは、収支シミュレーションを行う上で考慮すべき経費の種類とその大まかな金額の目安(年間あるいは月間)をお伝えしました。

 

これで単年度の収支は大まかに計算できますが、これだけで安心してはいけません。

 

これを見落とすと大変なことになるかもしれない、隠れた大きな出費項目があるのです。

 

太陽光発電システムの主な機器は…

 

太陽光発電システムを構成する主な機器は、太陽光パネルとパワーコンディショナー(以下、パワコン)です。

 

太陽光パネルは、通常は出力保証25年など長期の保証が付いています。劣化はするものの30年くらいの長期に渡って使用可能なものです。

 

しかし、パワコン。これは10年程度で買い替えが必要になる可能性がある機器なのです。

 

パワコンによっては20年程度まで使用可能なものもありますが(某ドイツのメーカーのパワコンなど)、市場に出回っているパワコンの多くは10年です。

 

つまり、20年の売電期間の中で、パワコンの交換が発生する可能性があるのです。従って、このパワコンの交換費用を積み立てておく必要があります。

 

サムライ大家は、実際に10年で使えなくなるとは考えおらず、15年くらいは持つのではないかと少々甘い期待を抱いていますが、必ずパワコンの修理又は交換が発生するものと考えています。

 

パワコン1台あたり、例えば5.5kWの価格は20~40万円程度(?)であり、かなりバラツキがありますが大きな金額です。

 

圧でパワコン49.5kWのものは5.5kWが9台で構成されていたり、あるいは9.9kWのものが5台で構成されていたりします(他の組み合わせもあります)。

 

そのため、例えばパワコン(5.5kW)が1台30万円だったとして、9台すべて将来交換するのであれば、270万円を積み立てておく必要があると想定しています。

 

「全て交換」という最もコストが発生するパターンでのおおまかな見積もりですし、将来の機器価格の低下も予想されるため、そこまで必要にはならないかもしれません。

 

しかし、パワコンの修理交換費用についてはどのような形でも良いので20年間の売電計画の中に盛り込んでおく必要があると考えています。

 

まとめ

 

収支シミュレーションを行うためには、単年度の経費の種類、その金額目安の把握だけでは足りません!

 

是非、パワコンの修理交換費用(例えば300万円程度(もっと少なくても大丈夫かもしれませんが、どの程度の積立を行うべきかは何とも言えません。)も盛り込んで20年間の収支を計算してください!

 

それでは、また次回宜しくお願いいたします。