第3位 静岡県静岡市

30年間震度6強以上地震確率:47.6%

かなり前から「静岡県は東海地震が危ない」といわれてきました。この東海地震がまだ発生しないために「ひょっとしたら東海地震というのは間違っているんじゃないか、静岡県はたいして危なくないんじゃないか」という声もよく聞きます。

しかし、これは間違いだと思います。過去に何度も規則正しく、100年~150年に一回は大きな地震に襲われてきて、前回の地震から80年~160年たっているのだから、難しいことは考えなくても、これから30年間に震度6強以上の地震が起きる確率はかなり高いとしかいいようがないですね。

震源域が静岡県の真下にかかってくるので、静岡県の大部分の町では、地盤など関係なしに、震度6強以上となる地震の確率は高くなります。

第2位 徳島県徳島市

30年間震度6強以上地震確率:51.3%

私の個人的な印象ですが、徳島市・徳島県というのは地震に対する危機感が少なすぎるのではないかと思っています。静岡や高知は「自分たちが住んでいる所は地震に対して危ない」ということを行政も盛んに発信していますし、住民に知れ渡っています。しかし、徳島市・県ではどうもそういった気配がみえないのですね。もちろん一通りの広報はしていますし、防災計画も策定されています。しかし、そうしたものの中に「自分たちが、日本の中でも有数の地震危険地帯にいる」といったことが見えないのです。

徳島市がこれほど地震の危険性が高いのは、ひとつには南海トラフ沿いの地震と軟弱な地盤のせいですが、もうひとつは中央構造線の真上にあるということです。確かに南海トラフからは少し離れているので高知などに比べると少し被害は少なくなるのですが、熊本・大分の中央構造線沿いの地震を考えると、やはり地震の確率はかなり高いといわざるをえません。

第1位 高知県高知市

30年間震度6強以上地震確率:61.8%

高知市の確率が高いのは、南海トラフ沿いの地震の危険性と市街地の地盤が非常に軟弱なためです。南海トラフ沿いの地震はこれまで規則的に発生している地震ですし、高知県の大部分は震源域にかかっています。地盤の軟弱うんぬん以前に、高知県全体で震度6強以上の地震に襲われる確率は非常に高いと考えておかねばなりません。

もうひとつの問題は津波です。高知の町中心部のほぼ全域が浸水すると予測されていますし、過去もそうでした。しかも、南海地震の時は高知のあたりは沈下すると予想されているので、このことも考えねばなりません。


ただ、高知県の場合は徳島県と違って、自分たちが危険な所に住んでいること、県をあげて地震対策にまい進していることですね。「防災先進県」ということで、行政も企業も市民も頑張っているようにみえます。