漢と書いて「おとこ」と読む

 

私は大家業を通じ様々な人と出会い、

様々な人の人生を見るのですが、

今回は大家業で出合ったある男性の話です。

 

必殺大家人はテナント(風俗・飲み屋)ビルも所有しています。

その風俗店に勤めている女性(A子さん)が店の紹介で、

私の所有物件の5階(築40年5階建てエレベータなし)に住んでいました。

 

そんなある日、電話がかかってきました・・・

 

男性)実は00マンションに住んでいるA子さんの件で話があるのだが・・・

必殺)どういったことでしょう?

男性)私はA子さんと付き合っている者で、

   A子さんが勤めている風俗店から今のマンションを紹介されて住んでいると思う、

   できれば保証人を風俗店でなく私に切り替えてくれないか?

必殺)うーーーーーん、即答はしかねます・・・

   だって、この女性は風俗店が囲っているわけですから、

   うかつにこちらが何か言うとまずいんです・・・

男性)おたくが返事できないのも良く分かる。

   しかし、あの風俗店は覚せい剤で女性を繋ぎとめている。

   あの店と縁を切らせたいんだ・・・

   ※その後、コノ風俗店はテナントビルを退去しました

   (退去後、室内に電子計量器が・・・意味わかります?)

必殺)店の関係やお宅との関係は私には関係ない

   しかし、本人の希望で契約書を書き換えるのは全く問題ない

   一応、保証人が風俗店の代表になっているので、

   書き換えの承諾を取るがかまわないか?

男性)店には言ってあるので確認してくれてかまわない。

 

この時点で賃貸借契約は

借主:風俗勤務A子、保証人:風俗店経営者

 

必殺としては、

風俗経営者が保証人よりも、

この男性と契約したほうが絶対に良いと判断していました。

 

というのも、この風俗店経営者、

あまり素性の良い方ではなく、いつも横柄な態度+店の家賃も滞納気味

しかも、女性のほうも少しながら滞納もあり非常に不安定な方でもありました。

(保証人欄には記入しているが、絶対に責任はとらないでしょう)

 

一応、風俗店経営者に確認してみたところ、

風俗)あーーー、電話あったよ、契約は好きにしていいよ

必殺)わかりました

風俗)それと、もうその娘はウチの店辞めたから、

   ウチとは関係ないって言っといてな~

必殺)わかりました

風俗)その男オレに脅しかけてきてな~、

   ウチの店辞めさせんとシャブのこと警察にチクルって言いよるんヨ、

   ウチもこんなんで要らん腹探られるのもかなわんし・・・

   とにかくウチは関係あれへんからな!

   あっ、それと俺んトコはシャブに手出してないから

         警察きたら言っといてな~

こんなやり取りで終わりました。

 

その後、自称彼氏と賃貸借契約の書き換えを行うことになり、

ココで初めて男性にお会いしたのですが、

第一印象は・・・

うーーん、風俗店の常連さんだね?

といった風貌です。

年は40過ぎ、小太りでメガネ、背は165センチくらい

お世辞にもカッコいいとは言えません。

 

まあ、しかし愛する女性を風俗店から足を洗わせ、

部屋の保証人にまでなるのですから、

立派な『おとこ』です!

 

※大家としての私からすればですけどね!

 

しかし、本当の『漢伝説』はココから始まるんです・・・

つづく