皆さんこんにちは、地方在住大家のゆたちゃんです。

 

今日は、私がやらかしてしまった、一番大きな失敗の話を書きます。     (実は以前にも少しコラムに書いた事があります。)

 

たとえ立地に優れていて、土地の評価額よりも著しく安い物件であっても、

この物件は、賃貸できる物件に仕上げるまでに、

お金が掛かりすぎて、結局採算が合わなくなってしまう物件なのです。

物件の概要は第3セクター鉄道線の最寄り駅から700m、主要国道からわずか50mの好ロケーションの水廻り設備を持たない古家

この物件はもしも倉庫として使う物件である場合には、

さほど問題の無いロケーションの物件なのですが、

あいにく建物が古家です。

 

その為、実際に利用するとなると、基本的には店舗兼住宅として使うのが現実的なのですが、

この建物には、現代の暮らしに対応している水廻り設備が無いのです。

建物の内部には簡単な流し台が備え付けて有りますが、

流し台から排出された水は…浄化槽もないまま外の畑(?)にたれ流しで、

普通に家族で住んで流し台を使用したら、外の畑は水浸しになってしまう物件なのです。(いまどきありえない物件です。)

 

また、この家にはお風呂もトイレも無い状態です。             (元の所有者さんの家がお隣にあるので、そのトイレとお風呂を使う事で問題が無かった?)

 

今の私ならば、もう二度と手を出す事は無い物件なのですが、

当時は、価格の安さだけに惹かれて買ってしまった物件で、

物件を採算が合う範囲で改装して賃貸する事も、

売却する事も出来ないまま、物件入手からおよそ10年が経過しようとしている物件なのです。

賃貸の目処が立たない、売却の目処も立たない物件をどうする?

この物件は私の自宅近くの不動産屋さんで、物件を買った時よりも大幅に安い値段で現在売り出し中の物件です。

 

未だに全く買い手が現れず非常に難儀している物件なのですが、

最近、ようやく少し進展が出てきました。

 

この不動産屋さんの話によると、元の所有者さんが再度買い戻しをしたい意向があるというのです。

 

この土地と建物は、たとえ古家で利用価値が無くとも、

元所有者さんにとっては、先祖代々から受け継いできた大切な土地で、

この不動産屋さんが元所有者さんに買戻しの意向が無いかどうかたずねたところ、

買戻ししたい意向があるという事が分かったのでした。

 

売却価格に関してはこれから決定するのですが、

この不動産屋さんの話では、土地の路線価よりも著しく乖離がある価格の場合は、

贈与とみなされるケースもあるとの事で、

売却価格が問題にならない価格であるかどうか確認してから、売却価格を決定する予定です。

 

賃貸する目処の無い物件は、他の物件の収益を食い、

相続時にもお荷物になってしまう可能性があるので、

こういう物件は抱え込まない様に、

楽待コラム読者の皆さんも充分にご注意下さい。              (多くの賢明な読者さんは私の様な事は無いと思いますが)

 

ここまでお読み頂き有難うございました。