こんにちは、きりのきです。

 

不動産投資は投資と名づけられてはいますが、

「不動産投資は投資ではない、事業です!」

と、多くのブログやコラムで語られますね。

 

不動産投資が事業であるというのはその通りで。

 

売主や仲介会社との交渉、管理会社などとの

付き合い、入居率を上げるための自助努力と、

自分でやるべきことが多いです。

 

ただ、僕は不動産投資にはその名の通りの

『投資』という側面も同時に持っている、

そう考えています。

 

不動産投資の『事業』の側面ばかりをみて、

『投資』という側面を放棄するのもまた、

不動産投資が失敗する原因の一つです。

 

今回は不動産投資の投資的側面を受け入れた上で、

的確な投資をするために必要な「冷静さ」「楽観視」

について記事にしてみようかと思います。

 株や為替は個人レベルで投資と呼べるのでしょうか?

きりのきが経験した最悪で最高の勉強

あなたは、投資を何かしたことありますか?

 

僕は、あります。

まあ、投資というよりは投機でしたが。

 

僕が体験したのは、FXです。

まだレバレッジ規制が入る前の、

一番流行していた時期ですね。

 

あの頃は最悪でした。何が最悪かって、

損したとかそういう問題ではなく、

精神的にも肉体的にもおかしくなりそうでした。

 

24時間動く市場に、縛られてしまっていたんですね。

特に夜。金融ディーラーの気持ちが理解できた気がします。

 

病院で当直医をやっていると眠れない日なんて

しょっちゅうですから、そのまま翌日仕事というのは

慣れていましたが、流石に毎日となると厳しい。

 

しかも土曜の夜は市場が休みのために

絶対に眠れてしまうのですから、なおのことたちが悪い。

疲労が回復してしまうから、

なかなか止めようという思考にならない。

 

それでもずっとやっていた訳ではなくて、

健康を崩しそうだからもう止めようと思っては止めて、

何ヶ月か経って再開というのを2度ほど繰り返した挙句、

最終的に完全に脱依存できました。

 

脱依存という言い方は的を射ていて、

当時の僕は射幸心煽られすぎてました。

パチンコ中毒、ギャンブル依存症と

なんら変わりません。

 

病的な状態です。

 

投資だろうと投機だろうとギャンブルだろうと、

冷静さを欠いた状態で勝てるはずがない。

 

冷静さを欠いていると、勝ち逃げするという選択肢が

絶対に出てこなくなってしまいますから。

 

自力で脱依存できたことに、ホッとしています。

FXをしていた中で得た知識や経験は決して無駄ではないので、

今は一時期為替に関わっていて良かったと

本当に思っていますけどね。

 

この経験がなかったら未だに、政治や経済のニュースも

テレビでインプットされるだけの、ただの医学バカだったでしょう。

 

あなたは本当に冷静に判断していますか?

前述の経験の中、投資において一番強く学んだのは、

自分が冷静かどうかを繰り返し確認する、ということ。

 

自身では冷静に判断しているように感じていても、

どこか自分の都合の良いように考えている部分が

人間には必ずあると思うんです。

 

FXの例で言えば。

 

FOMCで金融緩和の延長が発表されるはず。

それが正しければ市場にはドルが増えるから、

市場はドル安に反応するはず。つまり円高、円買いだ!

 

一見合理に考えているように見えて、でもこうして

文章にして振り返ると、おかしいですよね?

3行の中に2つも仮定が入っている。

 

確率論的な話だけでも、このシナリオ通りに進むのは

たった25%。細かい分岐を入れればもっと低い。

 

結局自分の都合の良い妄想に振り回され、

一喜一憂しているうちにドツボにハマっていく。

投資、投機、ギャンブルで失敗するパターンです。

 この中からどれか一つ選びなさい?

冷静でいたくてもいさせてくれない不動産投資の世界

不動産投資でも、投資的側面を考えると同じです。

 

冷静さを欠いていてはまともな投資にはならない。

投資というのはスタートで躓いてしまったら

どうやっても取り戻すのは厳しいもの。

 

最初に失敗してしまうと取り戻すのが非常に大変な

不動産投資では、より慎重になるべきです。

 

しかも、ある意味でFXよりも怖い部分がある。

セールスマンがこちらを揺さぶり、

冷静さを失わせようとしてきます。

 

ディーラーに取引を勧誘されているのと同じこと。

ネット株やFXでは全てを自分で判断しますが、

そこに漬け込んでくる(という言い方は失礼ですが)

人物が『積極的に』関わってくる。

 

ベテランであれば、自分の目で不動産そのものを

しっかり評価できるし、信頼できる人脈も

多く持っているのでセールスマンの言葉如きで

ブレることは少ないと思いますが。

 

私たちのような不動産投資初心者にとっては、

セールスマンの言葉はプロの言葉。

気分的には医師と患者で話しているのに近い。

 

自分の経験してきた常識の範疇外のことだから

まず基本的な単語すら分からないものが出てくる。

 

何を言っているかは理解できても、

真実かどうかも確かめる術も知識もない。

 

何より「人にモノがモノを買う心理は100年以上前に

研究され尽くしている」ことが問題。

 

どういう流れで話をすれば反応が良いのか。

何に対して人は反応をするのか。

冷静さを失わせてモノを買わせるにはどうするのか。

 

セールスマンとしてのレベルが上がれば上がるほど、

対面してモノを売るという技術は長けていて。

 

特に感情を揺さぶるコツを心得ているセールスマンに

出会ってしまうと、いつの間にか契約をしていた、

何を買ったか分からない、なんてことになりかねない。

 

冷静な心情の時は「何を馬鹿な」としか思いませんが、

セールスの世界にそんな一面があるのは確かなこと。

 

決して悪いことばかりとは言いませんが、

悪用もできるセールステクニック。

 

ただでさえ慎重さ、熟考が求められる『投資』なのに

冷静に考えることすら邪魔されるこの環境、

まず初心者は危機感を覚える必要があります。

 

〇〇〇しなければ投資は始められない

ただ、冷静さだけでは投資は成り立ちません。

冷静に考えれば考えるほど、

悪い点しか見えなくなってくるためです。

 

株で言えば、人間の感情が市場に冷静さしか

出てこないなら、株価は下落するか横ばいか。

上がることはありません。

 

冷静な時というのは、思考がリスクに依存してしまう。

 

不安材料はどこかにないか。見落としはないか。

そうやって「確認」する作業です。

 

「物は言いよう」なんて諺があるように、

何事にも二面性がある。世界はその二面性に常に

振り回されながら回っています。

 

ほぼ100%あり得ない=僅かながら可能性がある

 

二面性がある以上、不安材料がどこにもない、

なんてことは絶対にあり得ないこと。

 

だから、冷静なばかりでは、いつまで経っても

リスクを探すばかりで、具体的な行動は起こせない。

市場が動くには『楽観視』が必要なんです。

 

暴落する危険がないわけじゃないけど、

まだ大丈夫だろう。

 

大地震が起こるかもしれないけど、

そうそうあることじゃないだろう。

 

入居者が見つかりにくいかもしれないけど、

努力すれば満室にできるだろう。

 

「~だけど、多分大丈夫だろう」

この楽観視こそが、人を投資に向かわせる原動力です。

 泡は必ず弾けるもの。

二つのバランスが崩れると自分の世界は崩壊する

投資の世界に入るということは、

冷静さと楽観視の二律背反のバランスを取るということ。

 

バランスが崩れてどちらか一方に偏った時。

行動できずに機会損失をするか。

期待を高め過ぎて逃げ場を失うか。

どちらかに辿り着いてしまいます。

 

現実的な金融、経済、不動産の話で言えば、

インフレや景気動向、アベノミクスの行く末について。

 

ちょっと裏方の話で本来あまり話題に上げたくは

ないことなんですが。

 

僕はブログでも不動産投資の情報発信をしていて

ブログのアクセスアップのためにアクセス解析ツールを

他の多くの人と同じように設置してあります

 

アクセス解析ツールは優秀で、どこからきたアクセスなのか、

どこの検索エンジンで何て検索して辿り着いたのかなど、

非常に多くの情報が得られます。

 

そうした結果から、どういう記事が望まれているのか、

どういったキーワードを使えばいいのかを研究して

ブログの質の向上に役立てます。

 

僕のブログについて検索エンジンキーワードを

見てみると、「不動産 インフレ」「不動産 値上がり」

といった単語で来る方が結構多いです。

そこまで上位表示されていることもないにも関わらず。

 

こういった方がなぜそんなキーワードで検索しているのか、

容易に想像できるかと思います。

 

僕はブログ内で、一度足りとも

「インフレになるから今は不動産の買い時です!」

とは書いたことはありません。

 

むしろ、インフレになるかどうか関係なく、

賃貸事業として経営していける物件を探しましょう、

そういった論調です。

 

その理由はもちろん、楽観視に偏り過ぎないように。

 

インフレ期待で不動産を買うなんて、再三のバブルを

期待しているのと同じこと。

 

バブルは破綻する寸前に真っ先に逃げ出した人は

儲かりますが、多くの人は逃げ遅れる。

日本人は経験済みのことです。

 

楽観視に偏り過ぎると大きな損失を被ることに繋がる。

 

一方で、冷静過ぎると全てが不安で最初の一歩を

踏み出すことができない。

 

だから不安を取り除くためには明るい未来を想像し、

楽観的な気分を感じてもらう。

ある程度の甘い言葉や押しというものは、

そのために必要なものです。

 

冷静さと楽観視のバランス。

難しいですが、投資で成功するためには

なくてはならない要素だと思っています。

 

どこが正しいバランスなのか。それは現場にいる

あなたにしか分かりません。

 

常に、今はどちらかに偏りすぎてないか、

冷静に考え過ぎではないか、楽観視し過ぎではないか、

ふと心が揺れていると思ったときに、

振り返る習慣を付けて下さい。

 

終わりに。僕の真意。

こういう伝え方をしても、実は多くの方には

うまく伝わらなくて。

 

穿った見方をされてしまったり、

バランスの話をするとどうしても焦点が絞りきれず、

よく分からない話になってしまったり。

 

話というのは偏った極端な話の方が面白く

感じるものですから、バランスを取った記事だと

面白くなくなってしまったり。

 

でも、こういった考え方をできるようになり、

それを人に教えられるようになり、いつしか

急な質問にも自然と答えられるようになり。

 

初めて、本当に冷静さと楽観視のバランスの取り方が

自分に根付いたと言えます。

 

だから、僕は僕のためにこういう話も展開しますし、

あなたにも同じような話をできるようになって欲しい。

 

僕が常々、普通には読みにくいコラムを書くのは

自分のレベルアップのためでもあるし、同時に表面的な

話には飽き飽きし、ステージが上がりつつある人にとって

面白い記事を書いていきたいためでもあります。

 

僕の記事をしっかり読めている方は僕と同等か

それ以上に高いステージにいますよ、ということです。

 

正直な話、こんな不動産投資に関係あるんだかないんだか、

いつもやたらと長いだけの文章、読む人いるのだろうかと

自問自答しながら書いているんですが。

 

思った以上に多くの読者さんがいらっしゃるようで

びっくりするとともに、まだまだ僕の考えが

浅はかだなぁと思わされる次第です。

 

僕はまだまだ精進しなければいけない部分がとても多い。

振り返ればまだまだ理想的な自分像には程遠い。

 

ご意見を頂くことが、お互いにとって一番の成長に

繋がることと思いますから、是非ともお気軽に

Facebook友達申請なり、して下さいね。

 

不動産投資以外のご相談も、受け付けておりますので。(笑)