こんにちは、主婦大家の蘭木(あららぎ)緑です。

春の気配を感じる今日この頃ですね。

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さて、私は自主管理を基本としています。

基本、、そうです必要に応じて、例えば日程調整が付かない遠方物件の退去の立ち合いなどは業者さんの手を借りることもあります。

後は入居者さんやご近所の方と人間関係を作り協力体制を作っています。

そんな中、先日思わぬ事でそんな関係に危機が生じました。

そうです、

まったく思いもかけない事で人の心理の複雑さを感じる事となりました。

さて、ある朝

東京の一棟アパートの住人A君から朝の6時台に携帯へ電話が入りました。

まだ布団の中にいた私、

『なんだろう?この時期の電話と言えば給湯器の故障かな?』と先ず頭に浮かび、

『それにしても朝早すぎ~』と思いながら出てみると、

A君「大家さん、今アパートを出て来たんですが、ドアに鍵をさしたまま出て来ちゃったみたいで、、いつもお掃除に来ているおばさんに見に行ってもらえないでしょうか?

緑「え~~!! そうなの~??  分かりました、でもこんなに朝早くだから、連絡付くかな?  Yさん(お掃除の方)へ連絡してみますが、どなたか行ってもらえるお友達にも連絡してみて。 。」と言って切り、

連絡すると、

Yさん「あら、大変、分かりました、すぐ行ってみます。」と気持ちよく動いて下さいました。

10分ほどして、現地に着いたYさんから電話が、

Yさん「全く異常ありません。 ドアは閉まっていますし、鍵もささっていません。

念のため、周辺に落ちていないか探していますが、見当たりません。」

緑「ありがとう!Yさん、助かりました!」

それを、A君へ伝えると、

A君「えッ、そうですか~ 分かりました。じゃあ、、、どこかに落としたのかな?」

実は、A君はコレで2回目なんです。前回は鍵を全部失くしてシリンダーの交換となりました。

今回は予備の鍵が室内にあるとの事なので、ドアを開けてもらうだけでOKです。帰宅時に合わせて来てもらえる様に鍵業者を幾つかと、早朝から動いてくれたYさんへお礼の電話を入れてもらうように伝えました。

と、

ここで終わっていれば問題なかったのですが、、

数日後、A君のお母様からメールが入りました。

A君母「Yさんへお礼をしたいので振込み口座と住所、電話番号を教えてもらえますか?」

地方にお住まいのご両親、律儀なんだなあ、、と思いながら、Yさんの了承を得てお伝えしました。

振り込み口座はともかく、住所を聞かれたのはお礼状を書かれる為なのかな?と思ったのです。

ところが、それから一週間位たった日曜日、私が孫達とワイワイ遊んでいる所へAさんのお母様からの携帯メールに気づきました。(少し時間が経っていたのかも)

「今、Yさんのご自宅へ挨拶に伺っています。お留守なのでYさんへご連絡して頂けないでしょうか?」

え~~、突然、しかも直接訪ねたの~~?? とビックリしながら、

さてどうしようと思っていると、、

A母「今お会いできました、とても良い方で安心しました。」とA君お母様からメールが入りました。

まさか直接お礼に行かれるとは、私もYさんも考えてもいない事で、Yさんも驚かれただろうな?と申し訳ない気持ちになりました。

Yさんから「菓子折り持参で挨拶に来られ、恐縮してしまいました。でも折角来られたのでありがたく頂戴いたしました。」と。

ここで終わればハッピーエンドだったのですが、人の心理はそう簡単ではないのです、、、。

その翌日、

またもYさんからメールが、

「あれから色々考えました。『これからもよろしくお願いします』とご両親に言われて、気が重くなりました。

私は独り身ですし責任持てません。 お掃除も含めてお断りさせて下さい。」

エっ、お掃除も?、

実は、ここ半年程前から週の半分は東京住まいなので、自分で草取りや掃除をやっているので問題ないですが、、

緑「Yさん、そんなに重く考えなくても、、。」とは言ったものの、

気持ちが分からない訳ではありません。

それにしても、人の心理は複雑、

わざわざご両親がお礼に来られなければ、

Yさんは気楽に次も対応して下さった(二度ある事は三度あると仮定して)と思います。

ご両親にしても、早朝から動いて息子を助けてくれたYさんへ直接お礼をされたかったし今後も何かの時には、、と、、。

ところが、Yさんは却って気が重く、断りを入れざる得ない心理状態になった訳ですね。

自主管理で入居者やYさんの様なご近所さんと上手く運営して来ましたが、

また新しい事を学んだ出来事でした。

それはそれとして、

今までのお礼を兼ねて、Yさんをランチでも誘ってみよう!と思っています。