なぜ不動産投資家は、税務知識が必要なのでしょうか?

 
わたしは、主に4つの理由があると考えています。

その4つの理由とは・・・

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まず、1つ目の理由は、「損する可能性がある」からです。

例えば、「開業費」です。

開業費は、黒字になった時に、いつでも経費として使える便利な経費です。

※正確に言うと、「繰延資産(くりのべしさん)」という、任意に償却可能な資産です。

 

その他に「減価償却」のマジックがあります。(以降のコラムで詳しく解説します。)

 

2つ目の理由が、税務を身につけると、「得する可能性がある」からです。

消費税還付は、何百万円と得をする可能性があるほど、大きなインパクトがあります。

このように知っているだけで、得する可能性があるものが、世の中には結構あります。

 

3つ目の理由は、「ズレ」に気が付かないからです。

この3つ目の理由は、とても重要で、これを知らないと、
 
「あれ?儲かってるはずなのに、銀行のお金が増えていかない・・・(汗)」

という事態になりかねません。

黒字倒産することすらあります。

では、「ズレ」とは、なにか?

「ズレ」とは、帳簿上のお金の動きと、実際のお金の動きとの「違い」のことです。

たとえば、「家賃の滞納金」があります。
 
「滞納」は、実際には家賃は大家の懐には入っていないのに、帳簿上は収入としなければなりません。

収入ですから、税金もかかります。

 
「えっ?ひどくないですか???」

そうなのです、ひどいのです(涙)。

だから、大家は滞納を許してはいけないのです。

一方で、「減価償却」は、大家の懐からお金が出ていっていないのに、出ていったことにできる魔法の経費です。

お金を手元に残しながら、上手に節税することができます。

このように、帳簿上と実際のお金の流れには、いろいろとズレが生じてきます。

ズレを知ること。

そして、ズレを上手く利用すること。

これが、わたしたち不動産投資家が、
稼いだお金を手元に残しておくための、賢い知恵なのだと思います。

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そして、4つ目の理由は、税理士が不動産投資に詳しいとは限らないからです。

意外に思われる方もいるかもしれませんが、不動産投資に強い税理士は多くありません。

 
税理士もお医者さんと同じように、專門があります。

外科のお医者さんが、インフルエンザの診療をしないように、
 
不動産が專門ではない税理士に、不動産投資のことを聞いても分かりません。

税理士に頼り切るのではなく、私たちも税務に詳しくなっておく必要があると私は考えています。

以上、主に4つの理由から、私たち不動産投資家は、税務に身に付ける必要があると私は考えています。

 購入金額の決定

 

◆編集後記

「ななころ先生、簿記は取った方がいいでしょうか?」

税務の話しをすると、こんな質問をされることがあります。

私たち不動産投資家は、税理士や会計士を目指すワケではありません。

不動産投資で、安定した経済基盤を確立することが目的です。

イチローが、野球のルールに精通しているかといったら、決してそうではないと思います。

たぶん、ピッチャープレートのサイズなんて知りません(笑)

でも、あれだけの偉業を成し遂げていますし、自分に有利になるルールはすべて把握しているはずです。

私たち不動産投資家が目指すのは、「不動産投資に有利な税務を知ること」だと私は考えています。

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