こんにちは、きりのきです。

 

個人のブログ活動の方も含めて、

最近ちょくちょくメールを頂けたりして

小躍りするほど嬉しいのですが、悩みが一つ。

 

何気に僕よりずっと不動産投資家暦の長い方から

相談メールを下さって。

 

すごく恐縮というか、僕なんかの答えがお役に立つのか、

気に触るようなことを言ってしまわないかどうか。

 

とても、心配です……。

新参者の若造が偉そうな物言いですみません。本当に。

僕は、小心者なんです。

 

小心者の苦悩

本当に、僕は小心者なんです。

 

基本的にオタク気質なもので。

対人関係はめっきり弱い。

 

1対1なら話ができるけど、

飲み会など大勢に混じると喋れません。(笑)

 

医師という立場でいる時はいいんです。

 

医師としてはもうすぐ10年ですので、

それなりに中堅どころになってきて。

 

知識、経験共にそこそこ身に付きましたから、

自信を持って対応するのが、医師としての

責任をまっとうするために大事だと思っています。

 

スタッフに対しても、医療現場のリーダーとして

自覚もようやく芽生えました。

 

指導するときは指導する、教育も重要。

現場をまとめたり、何か事件が起こっても

自分の責任で解決をしなければいけない。

 

現在、うちの病院は整形外科は僕一人ですから、

何が何でも自分で対処しなければいけないんです。

そんな環境ですから、自然と鍛えられました。

 

でもそれは、自信の持てる医師としての立場があってこそ。

 

ひとたび医師の立場を離れたら、僕なんて

社会経験のない引きこもりニートも同然。

学生時代にバイトした、なんて経験もありません。

 

勉強のために僕にお金を注ぎ込んでくれた親には

本当に感謝しています。

 

しかし、残念ながら生まれついての小心者は治りません。

電話一本、緊張します。

特に知らない人へ電話をかけなければいけない時。

 

例えば物件を購入する際に金融機関や仲介業者へ

電話をして、用件を伝えないといけない時とか。

 

ガス供給元の変更のために、見知らぬ会社へ電話して

解約を申し出る時とか。

 

もう、すっごく緊張します。

数日前からドキドキしていないといられません。

受験の前日みたいな気持ちです。

 

億を超える物件を購入したり、融資を受けたり

する時に印鑑を押すときは全然緊張しないのに、

なんでたかが電話でこんなに緊張するのでしょう。

 

緊張で身もだえするごとに、こんなことで

不動産投資を続けていけるのだろうかと思い、

尚更緊張を高めてしまいます。

 電話一本でも緊張してしまいます。

不動産投資家の心構え

でも、やらなきゃいけないんです。

もう足を踏み入れてしまったんですから。

後戻りは、できません。

 

1つ目の収益物件を購入しようと思った際に

どうしても気になるのは、金銭的リスク

 

やっぱり、高い買い物ですからね。

一般的には自宅が人生で一番高い買い物だと

言われているのに、それを遥かに上回るものを

購入するんです。

 

金銭的リスクが気になるのは当然のこと。

ですが、金銭的リスクばかりを気にしていると。

 

金銭的リスクに対する不安を乗り越えてやっと

収益不動産のオーナーとなった、バンザイ!

と喜んでいる時に多くの面倒ごとがある事実に直面し、

いきなり心が折れそうになるかもしれません。

 

不動産投資は、投資でありビジネスでもあります。

正直言って非常に難易度の高い、

高度な収益モデルだと思います。

 

何しろ、投資家としての知識、判断力と、

事業主としての経営力、リーダーシップ

兼ね備えていなければいけないのですから。

 

不動産投資家、大家というのは、

不動産賃貸事業のリーダーです。

 

不動産投資家となるには、チームをまとめて

人を引っ張っていくリーダーとしての心構えを持ち、

強い行動力と包括力を持つ覚悟が必要となります。

 

リーダーシップが金銭的リスクに直結する不動産投資

頼れるリーダーとは、芯が通っていて

理想の世界への道を予見させてくれる、

チームを率いる中心的存在です。

 

政治では首相がそれまでとブレた発言をしたり、

言ってることとやってることに整合性がないと

マスコミに一気に叩かれ、支持率が急落する

なんていうパターンが非常に多かったように思います。

 

それはそうですね。

国を代表する人間があっちへフラフラ、

こっちへフラフラしていたら、国という存在から

離れることのできない国民は困ってしまいます。

 

スポーツでも監督というリーダーがいてこそ、

初めて強いチームが作れます。

 

ただし、当然責任もあります。特に結果責任が大きい。

リーダーとして結果が出せなければ、政治であれば

辞任をする羽目になったり、次の選挙で落選したり。

スポーツであれば監督を降板させられてしまいます。

 

不動産投資でも当然責任はリーダーである

私たち不動産投資家にある。

しかも、失敗した場合の責任は強制的で、

多額の負債という形で自分に来ます。

 

リーダーとしての心構えを忘れていると

最終的には金銭的リスクとなって自分に

返ってきてしまいますから、やっぱり

リーダーシップはとても大事になります。

 

自分のためにも。(笑)

 投資家はリーダーです。

リーダーに求められるもの

一昔前はリーダーというと、決断力があり

ぐいぐいとチームを引っ張る強い存在

というイメージが強かったですよね。

 

例えるなら、そうですね。

小泉元総理だとか(僕はあまり好きではない)。

2009年WBCのイチローだとか。

 

歴史上の人物で言えば、アドルフ・ヒトラーや

マハトマ・ガンジー、キング牧師など、

方向性や好き嫌い、歴史的な善悪はともかくとして

強力な牽引力のあるリーダーであったことは

間違いありません。

 

しかし、彼らのやってきたことをよく知ると、

決して強い決断力や牽引力だけでリーダーを

勤めてきた訳ではないことが分かります。

 

確かに決断力や牽引力は重要です。

男性的な、ぐいぐいと周りを引っ張り上げる

「力」はとても大事。

 

チームを作り上げるために絶対に欠かせない。

 

ただし、ただ強力な先導力だけでは

現代のリーダーは務まりません。

もう一つ必要なもの。

 

チームを維持する力、です。

 

チームを作り上げ、引っ張りあげる中で和を保ち、

一つのコミュニティとして維持をすることが、

リーダーには求められます。

 

当たり前のことのようですが、

これがなかなか難しい。

 

部活などで一度でもリーダーをしたことがあるなら、

きっとチームを維持することの難しさを

理解していることと思います。

 

人間というものは非常に『個』が強く、

また生きていく中で『個』に重きを置いています。

 

一つの集団が完全に一枚岩になるというのは非常に難しい。

どんな集団でも、必ず不満を持つ『個』がいるもの。

 

だからこそ、戦国時代は謀反が起こったし、

現代の日本の政治でも党の方針に離反して

政治の混乱が起きたりします。

 

多くの場合、そこにあるものは各々の利益

いつの世も利益配分で不和を起こし、

グループが崩壊するのは変わりません。

 

ビジネスでもそれが言えます。

そもそも、ビジネスの場合は公的な関係や国際的な関係と

全く異なり、もっとふわふわとしているものです。

 

寄るも離れるも自由。特に縛りはない。

 

大企業で相手の首根っこを掴めるほどの力があれば

強気にでることはできますが、

個人レベルの不動産投資家ではそんな力はありません。

 

どうしても相手のことが気に入らなければ、

別の相手とビジネスをすればいいだけです。

 

もちろん、別の相手を探すことも大変ですから、

よほど不利益出ない限りある程度我慢して

付き合っている面もあるかと思います。

 

しかしそういった不満が積もり積もれば、

都合の良いタイミングでいきなり切られることも

十分考えられる。

 

今までお得意先だと思って付き合っていた相手が、

突然取引の中止を申し出てきたり

積極的な介入を止めてしまったり。

 

労が益に適わないならば、

いつでも関係が切れてしまう。

 

リーダーとして信頼を得られていれば

その限りでないこともありますが、

相手に不満を溜め込ませてしまったら

信頼残高はあっという間に尽きるもの。

 

ビジネスによるコミュニティは

極めて希薄な面があるものだということを

肝に銘じておかなければなりません。

 

コミュニティの維持には男性的ばかりではいけない

このコミュニティの維持。

 

リーダーシップを持ってチームを作るというのは

男性的な力強さが必要ですが、

コミュニティの維持はどちらかというと女性的

 

気配りだとか、割り切りだとか、曖昧さだとか。

言葉に表しきれませんが女性的と言えるような一面が

これからのビジネスリーダーには必須です。

 

よくよく考えると、歴史上の偉大なリーダーに

ただ先導力だけでやってきた人というのはいません。

少なくともその天下は長く続いてはいない。

 

きっと、リーダーというものは昔から

男性的な面、女性的な面をそれぞれのバランスで

兼ね備えているものなんでしょう。

 

どうしても不動産投資のリーダーである

不動産投資家としての目線を強めてしまうと、

自分の利益にばかり目がいってしまいがちです。

 

金銭的リスクを背負っているのは自分ですからね。

自分がもっとも儲かるべきだとか、

稼がなければいけないとか思ってしまいます。

 

もっともっと、お金を稼ごうと。

 

ただ、不動産投資ではコミュニティのメンバー全員が

もっと得をしたいと考えて集まってきている。

自分の利益ばかりを考えてしまうと、必ず不和を起こします。

 

かといって、自分が損すればいいかというとそれも違う。

自分も稼がなければ、コミュニティは崩壊してしまうんです。

だって、私たちがリーダーなんですから。

 

このバランスを取るのは、男性的な男にとって

とても難しいことだったりします。

 

夫婦で協力することでビジネスがより円滑に

じゃあどうすればコミュニティを維持する力を一人では難しくても夫婦二人であれば。

手に入れることができるんだとなると、

なかなか一概には難しい話。

 

コミュニティにより、どの程度女性的であるべきかが

結構変わってくるもの。

例えば入居者を女性中心にしていれば、

より女性的な面を強める必要があるかもしれません。

 

まずはリーダーシップを持って作り上げた

自分のチームをもう一度見直してみるのが

いいのではないでしょうか。

 

女性からしてみたら逆に、チームを作り上げるには

どうしたらいいか分からないかもしれません

 

もしうまくチームを作ることができないとか、

維持をするのが難しいと感じたら。

異性らしい異性の意見を取り入れてみるのもいいでしょう。

 

異性の参謀がいると、とても頼りになりますよ。

僕も妻には多くの意見を貰い、助かっています。

 

僕もリーダーとしては、まだまだ見習いレベル。

皆さんに負けないように、精進せねばなりません。

積極的な情報交換、交流を通じて、

お互い最高のリーダーとして成長をしていきたいものですね。