すそ野が広がるリフォームマーケット

こんにちは。築古大家トムです。

リフォームのマーケットが近年、大きく変わってきました。

中古住宅の流通促進を進める政府の動きもあり、リフォームのすそ野がどんどん広がっています。

特にマーケットに大きな影響を与えているのが大手企業の本格参入です。

住宅メーカーはもちろんのこと、住設メーカー、不動産会社などがこぞってリフォーム事業に本格的に取り組むようになり、業者間の競争が激化しています。

おかげでリフォーム技術は向上し、価格は低下。

中でも営業力(提案力)がパワーアップして、営業効率や施工効率が悪いなどの理由で従来あまり提案されなかったようなリフォームプランも飛び交うようになってきました。

築古物件のスケルトン工事

この動きは不動産投資にも大きな影響を及ぼしつつあります。

特に変化が出ているのはワンルームをはじめとするコンパクトタイプの築古区分物件です。

築古ワンルームが抱える経営リスクに給排水管の老朽化があります。

特に漏水事故は復旧に要する費用のみならず、入居者や近隣に及ぼす影響も小さくありません。

そこで、築古物件に対してスケルトン工事を実施して、給排水管等を含む設備の全面更新をしてしまうのです。

その際に3点ユニットをバス・トイレ別にして、洗濯機置き場も確保します。

スケルトン工事にはワンルームでも200万円~300万円程度みておかなければなりませんが、最近の不動産相場の高騰で価格が200万円~300万円程度上昇したワンルーム物件も少なくありません。

価格誤差の範囲内と割り切って、スケルトン工事をするオーナーさんも増えているようです。

スケルトン工事で新築状態に戻しておけば、家賃は1~2割アップしますし、何より入居付けが安心です。

さらに修繕費は当分の間発生しないため、安定したキャッシュフローが期待できるのです。

従来、敬遠されがちな築古物件でしたが、徐々に見直されるようになってくるかもしれません。