実際の建設コストを確認しようとネットで検索したら…
皆さんこんにちは、地方在住大家のゆたちゃんです。
先回は東証1部上場のマンション建設業者さんにズバリ建築コストを聞いた事を書きました。
更にその後、木造アパートの新築コスト、S造マンションの新築コスト、
RCマンションの新築コストをネットでそれぞれ調べてみると、
次々に驚きの数字が出て来ました。
実はそのネットの情報の中で、”新築RC物件の建築費”と検索しましたら、
ベテラン楽待コラムニストさんである戸田匠さんの、
昨年5月に掲載された楽待実践大家コラムの記事で、
”坪単価65万円以下で施工されている話”が出て来ました。
建築費が高騰する現在で、この単価に近い価格で新築RCマンション1棟が建設出来ると…
これは、計算してみると大きなコスト差である事が分かりました。
なぜかと言うと、先日の東証1部上場の中堅マンション建設業者さんでは、
新築RCマンションを建てた場合は60平米弱で1世帯当りコストが1400万だと言っていたので、
このマンションの坪当り新築コストはおよそ78万円になるのですが、
昨年5月の戸田匠さんが記事で書いていた坪単価65万と比較してみると、
建設コストは単純計算で16.6%も違っている事が判明したのでした。
2LDK8世帯を地元の上場企業さんに発注すると11700万円、かたや地元の信頼できる施工実績が豊富な業者さんにて坪単価65万で建設出来たとすると9750万円…
戸田匠さんが昨年5月に楽待コラムの記事にしていた、
坪単価65万円以下での新築RCマンションが仮に現在でも実現出来るとすると、
1世帯当りの広さが60平米弱の2LDK8世帯のRCマンション1棟が2000万円近く安く建設出来る計算です。
そうすると、何とこの2000万円近いお金を上手に活用すると、
私の地方ではこの新築RCマンション1棟を建設出来る更地を購入する事も不可能ではない金額なので、
建物の設計やデザイン、そして新築RCマンションの品質が地元の上場企業さんと変わらない品質で建築出来れば、(戸田匠さんも建設会社さんによって、同じ建設コストでも品質に大きな差が有る事を指摘されているので、建設会社さんの選定には、現在施工中の物件の実例確認を含めた徹底的なリサーチが欠かせないと思われます)
マンション経営の財務上で大きなアドバンテージを得る事が可能になります。
私はまだ新築の1棟物を手掛けた経験が有りませんが、
これから建物ごとの建設コストの違いや品質の違いについて少しずつ学び、
競争力の有る物件と立地、価格で次世代に引継ぎ可能な賃貸経営を目指してみようと思っています。(実現にはまだまだ時間が掛かると思いますが、意識して目標とする事が実現への第一歩ではないかと思います)
ここまでお読み頂き有難うございました。
プロフィール画像を登録