こんにちは。税理士兼大家の鵜之沢巧です。
不動産のような長期投資は、始めれるのが早ければ早いほど多くのメリットが出ると感じています。
もちろん物件を高値掴みしてはいけないのですが、同じ条件の物件があるとするならば、早く購入したほうが得られるメリットは大きくなります。
実績があれば融資を引きやすくなる!
私自身の初めての投資は23歳の頃で、数百万規模の太陽光を購入しました。
不動産でいうと都心から少し外れた場所にある区分を購入した感じでしょうか?
ただ、投資を始めて1年目と2年目はなかなか思うように追加の物件が買えず、自己資金を溜めながら我慢する日々が続きました。
それでも税理士らしく所得税や消費税の還付を活用しながら、小さい規模ながらコツコツと実績を重ねていきました。
2年分の確定申告をしてある程度の実績も示せるようになってくると、少しずつですが前向きに検討してくれる金融機関も増え、物件を購入していくことができました。
このように早く不動産投資を始めれば、それだけ実績ができるのも早いので、より融資について有利になっていく可能性があります。
融資が引きやすくなれば、いい物件を購入できる!
この実績というのは馬鹿にできないと思っていて、今はいい物件が出ると投資家同士の奪い合いになることも少なくありません。
奪い合いになったときに一番強いのは、現金買いをする人もしくは融資特約無しで購入する人です。
その次に融資の内諾が早い人です。
こういった奪い合いになった時に、これまでの実績があり、金融機関との関係が出来ている人は、融資特約無しで契約を進めたり、そこまではいかなくても融資の内諾が早かったりします。
つまり、実績を積んでいけば、いい物件を購入できる可能性が高くなっていくのです。
逆に言えば、最初の1棟目で自分の理想通りの物件を購入するのは困難でしょう。
まず不動産投資の知識・経験が無いということもありますが、他の人より融資の内諾を早くもらうのが難しいからです。
(一部のアパートローンならば融資の内諾は早いですが金利が高いです)
最初の物件は100点満点を目指すのではなく、80点程度の物件を購入して実績を積んで、徐々に自分の理想に近い物件を購入するのが現実的なのだと思います。
そもそもですが、最初に思っていた自分の理想の物件と不動産投資の経験を何年か積んだ後に考える理想の物件は違うものになっているでしょう。
もちろん物件の下調べは重要ですが、最後は勇気を出して思い切って購入するしかないのだと思います。
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