こんにちは。税理士兼大家の鵜之沢巧です。

不動産投資でもビジネスでもスポーツでも、どこかで飛躍するタイミングというのは来るものです。

最初は小さな一歩から

私自身の最初の投資は23歳の時に購入した太陽光です。
23歳と言うと社会人1年目が終わりやっと2年目に差し掛かったタイミングです。

もともと投資に興味があったので色々と考え始めていましたが、属性が良くないので当然ながら数千万単位の融資など引けるわけがないです。

幸いにも税理士という仕事の性質上、政府系金融機関とお付き合いがありましたので、そこで数百万円の融資をして頂き、最初の太陽光を購入しました。

不動産でいうと都心から少し外れた場所にある区分を購入した感じでしょうか?

最初の一歩はとても小さく、毎月のキャッシュフローは1万~2万程です。
お小遣いのような金額ですが、それでも最初の入金があった時は嬉しかったことを覚えています。

コツコツ実績を重ねれば一気に拡大できるタイミングが来る!

投資を始めて1年目と2年目はなかなか思うように物件が買えず、自己資金を溜めながら我慢する日々が続きました。

それでも税理士らしく所得税や消費税の還付を活用しながら、規模が小さめの物件を買い増して、コツコツと実績を重ねていきました。

そうしているとあるタイミングから一気に規模を拡大することができました。

時間が経つにつれキャッシュフロー(自己資金)は積み重なり、残債が減っていき、実績として金融機関に提示できるようになってきたのです。

さらに毎月の返済を滞りなく行うことによって返済実績ができ、お付き合いのあった金融機関から追加で融資も頂けるようになりました。

新規物件を購入したら消費税還付を行うことにより、極力自己資金を減らさないようにし、次々と物件を購入していきました。

こうしてキャッシュフローが厚くなっていき、それを再投資していくことにより、雪だるま式にキャッシュフローを増やしていくことができます。

投資を始めた頃からは想像できないスピードで規模を拡大できましたが、これも小さな最初の一歩を踏み出したおかげです。

他の方と比べるとまだまだ規模は小さいですが、それでも最初の頃からは想像できないくらいの規模となってます。

なお、この一気に拡大できるタイミングが来る、というのは私だけに起きたことではありません。

以前、お付き合いのある投資家の方複数名から同じような話を聞いたことがあります。

遅いか早いかの違いはあるでしょうが、きっと誰にでもこういったタイミングは来るのだと思います。

実績を重ねるというのは、地味な反復作業です。
自己資金を溜めるためには買いたいものも買えない日々が続くでしょう。

しかし、ここで浪費を我慢して、投資(自己資金)に回せば回すほど、将来得られるキャッシュフローは複利的に増えていきます。