こんにちは。税理士兼大家の鵜之沢巧です。
よく分散投資をするのがいいと言われていますが、投資初期には集中投資をするのがいいと思います。
集中投資で規模を拡大する
一般的には分散投資をすればリスクが少なくなると言われていると思います。
確かに分散投資は一つ一つの投資の金額が少ないので、一気に全ての投資がダメになる(=多額の損をする)可能性は低いでしょう。
しかし、同時に一つ一つの投資からのリターンも少なくなります。
結果として規模拡大のスピードも遅くなってしまいます。
そうであるならば、自分が興味を持てる投資対象一つに対して集中的に投資をする方がリターンも大きくなりますし、逆説的でありますがリスクも小さくなる(あるいはコントロールできる)と考えています。
まずは得意なパターンを作る!
楽待のコラムを見ている方はもちろん不動産投資に興味がある方だと思います。
その不動産投資の中でも様々な投資手法があります。
色々と試していくうちに、これは上手くいきそうだな、というパターンができれば、後はそれを繰り返していくだけです。
私の場合は、この得意なパターンは築古木造でした。
リターンを大きく、リスクは小さく
自分の得意なパターンを繰り返していけば、当然ながら、そのパターンに対する経験と知識が増え、より利回りの高い物件を取得できるでしょう。
また、起こりえるリスクについても、その予防策と対処法がわかっていますから、以前ほど怖く感じないでしょう。
その結果、集中投資をすることによりリターンは大きく、リスクは小さくできるのです。
他の投資に手を出すのはある程度拡大してから
ある程度の規模に達するまでは集中投資をし続けるべきだと思います。
しかし、一定レベルを超えたら、今度は他の投資手法で不動産投資をしたり、太陽光、コインランドリー、コインパーキング等の不動産以外の投資に手を出してもいいと思います。
そうすることによって、自分の資産のポートフォリオのバランスを取っていき、更に新しい投資を知ることによって、今までになかった経験と知識が増えていきます。
これが最初から分散投資をしてしまうと、そもそも規模を拡大しにくいという問題が出てきます。
持たざる者はまずは集中投資で規模拡大、その後分散投資でバランスを取っていけばいいのだと思います。
投資に関しては色々な考え方があり、一概にどれが正しくて、どれが間違っているということはなく、その人に置かれている状況や目指すものによって変わってくるのでしょう。
私自身の置かれている環境を考えると、まだまだ集中投資をしていこうと思っています。
プロフィール画像を登録