おはようございます。かっちんです。
昨日のコラムでは、アパート経営を始めるときに抱いた”不安”の中で、最大のものだった”入居者がいるのか?”ということについて書きましたが、今日は物件の立地のこだわりについて書いていきたいと思います。
初期の頃にやった2棟の新築投資を題材とします
最初に購入した物件は、自分の地元に近いエリアの物件でした。
ただ、自分の地元よりは都心より。ボクからしてみれば「憧れる」ほどではありませんが、まぁ良いところだよね、って感じのエリアのつもりでした。
2棟目は様々な条件をクリアする必要があったため、エリアよりもその条件に合致するかどうかで物件を絞り込みました。
結果、提案された土地は、僕的には「パッとしない土地」でした。
どこの駅からも一定の距離があり、なんだかはっきりしない場所だなぁというのが第一印象です。
さらにすぐ近くには新幹線が通っているため騒音もありましたし、近隣には町工場が多く、なんだか騒然としている割に活気が無いような雰囲気に映りました。
本末転倒な買い方ですが
当時のボクは完全に「物件買いたい病」に犯されていました。
ですから、「多少、立地が悪くても、買える物件を買おう」と購入に踏み切りました。これは今なら絶対にしませんし、お勧めできない買い方ですね。
蓋を開けてみると
1棟目の納得ずくで購入した物件よりも、2棟目の方がはるかに高い入居率を誇っています。
要因はいろいろとありますが、ボクはいくつかのエリアにまたがる地域なので、いろいろなエリアの賃貸ショップから紹介を受けられるからではないかと思っています。
最初は「はっきりしないエリアだな」と思ったのが、かえって功を奏した結果となりました。
もちろん、立地が大切ではないと言っているわけではありません。大切に決まっています。ただ、「この土地良いなぁ」というだけでは入居者は獲得できない可能性もあります。実に様々な要因が絡み合って入居って付いてくるものなのです。
立地選びはとても難しいのですが、せめて自分だけの考えに偏らないように、必ず第三者の意見も参考にしながら考えていきましょう。
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