こんにちは、ガチョウ使いです。

先日、ある方のお話しを聞きました。

「土地を買って家を建てているのだが、どうもおかしい」と。

結果的には買主の負担でインスペクションを入れて、数々の欠陥を発見。

現在は売った不動産会社と話し合いをしている、という段階なのですが・・・

 

世の中、いろんな業者があります。

その中には問題がある業者もあります。

みなさんは、どうやって不動産会社の良し悪しを判断していますか?

 

今日はそんな「不動産会社の見極め方」について考えてみたいと思います。

 

大きい会社が良い会社?

テレビでCMをやっていたり、会社の規模が大きいとなんとなく安心しませんか?

「ここまで堂々とやっている会社なんだから大丈夫だろう」みたいな。

でも、それは大きな間違いです。

悪い事を平気でやれるから会社が大きくなったというところもあるので要注意。

 

これは僕が直接聞いた話です。

借地権の物件をよく扱うA社。買う側はなんとなく「借地権?」と聞くだけで抵抗があるものです。

そこでA社の営業マンは言いました。

「あ、僕もこの前、この近くの借地権の物件買って、今家建ててるところなんですよ」と。

こんなに素直そうで若い営業マンが言うならば、借地権もいいのかなと思ったお客様。

しかしそれは真っ赤なウソ。借地権どころか家を買ってもいません。

営業マンは会社に帰ると事務所で「あの客、簡単に信じたぞ」と自慢げに話していたそうです。

 

会社の規模と営業マンの人間性は決して比例しない、というのは強く訴えたいところです。

 

業績が良いと安心?

業績が良い=お客様に指示されている、って思っている方もいると思うのですが、本当ですか?

不動産の場合、例えば4,000万で仕入れたものを5,000万で売るのも6,000万で売るのも、価格は自由に決定できます。

何が言いたいかと言うと

業績が良い=儲けている ということです。

では、その儲けはどこから?

そう、会社の儲けは、お客様のお金でできています。

4,000万で仕入れた物件を4,500万で売るA社と、

4,000万で仕入れた物件を6,000万で売るB社では、

どちらが業績が良くなりますか?

当然、B社ですよね。

さらに

4,000万で仕入れた物件に6,000万の値を付けて、関連会社で仲介させて仲介手数料までとれば完璧です。

6,000万の仲介手数料なら360万ほどになります。

しめて儲けは2,360万ナリ。

そりゃあ、業績が良くなりますよね。

 

失礼を承知で言いますが、

4,000万の物件を

4,500万で買うという常識的なお客様を4人相手する業者

よりも、

4,000万の物件に

6,360万払ってくれる情報力の弱いお客を1人つかまえる業者

の方が業績は良くなるんです。

 

不動産会社のここを見る

僕が必ず見るようにしているのは、その不動産会社の求人情報です。

多くの不動産会社が「金が稼げます!」みたいな求人広告を出しています。

仕事の内容の魅力では人を呼べないので「金・金・金」になってしまっているのでしょう。

そうした求人に集まる人材もまた考える事は「金・金・金」です。

そうした社員が仕事で大切にするのは、お客様の満足や、人に喜んでもらうことではなく「自分の金」です。

 

ちょっと考えてみてください。

会社も利益が上がっている、そして社員の給料もいいとなれば、

そのお金はどこから来ているか、もうわかりますよね?

 

さらに「平均年齢27歳!若くてもチャンスのある会社です!」とか書かれている求人もよくみかけます。

これは長く働く人がいないってことです。

みんな若いうちにパーッと稼いでさっさと辞めていくから平均年齢が低くなるんです。

これには、会社としては年長者がいないので人件費の大部分を若い人材に充てられるというメリットもあります。

 

パーッと稼いで辞めるのですから、売った後の事なんて興味ないですよね?

リピートも必要ないので、お客様と信頼関係を築こうなんて思ってもいません。

売る時はその時ばかりの言葉をバンバン言って、決済が終わればサヨウナラ。

会社は数年後にクレームが入ったとしても「あなたを担当した社員辞めました。辞めた社員が何言ったか知りません」と言える。

 

そして、これはちょっとかわいそうなのですが、

「金が稼ぎたくて入社しました!」というコメントと共に、若い社員が本名+顔写真で掲載されていることがあります。

(そういう社員ほど、お客様向けのサイトでは『お客様のしあわせのお手伝いをさせていただきたいです』とか書いてあるのですが)

今のご時世、ネットにこれだけ顔も名前も出てしまっていては、今後はまともな会社には勤めにくくなるだろうにと思うのですが・・・。

会社のプレッシャーが強いのかもしれませんね。

もちろん会社は社員が辞めてからのことなんて、全くおかまいなしです。

 

僕は営業の経験があるのでこうした求人情報を見ると、その会社が何を狙っていて、そこで働いている人がどんな気持ちで、お客様に対してどんな営業を仕掛けているのか、ビンビン伝わってきます。

 

もし「この会社で大丈夫かな?」と思ったら、まず求人情報から調べてみることをおススメです。

ちょっと違う一面が見られるかもしれませんよ。

 

それでは。