日本の10年物国債金利推移(10年間) 
 

経営の安定化を目指して

 キャシュフローを多くして経営の安定化を図るのはとっても大切なことですね。キャシュフローを多くするには諸経費の削減、減価償却費の増大化、金利の引き下げ等が大きく寄与します。

 なので、お互い暇な時に概ね0.4%刻みで下げて貰ってきました。  これ位が本部に説明し易いんでしょうか。 何度も下げて戴くと、お願いするタイミングや下げ幅などの着地点を探る阿吽の呼吸が分かってきます。 勿論、決算時期など先方の忙しい時期はご法度です。 後は新規融資の際に既存の金利下げをお願いすると通りやすいです。      

(しか~し、マメに下げても黒田バズーカ砲に全然追いつかない。 笑)

具体例としては、
 
1.6%⇒1.2% ⇒1.1%       A信金      

2.3⇒1.9⇒1.2            B都銀(団信・保証付) ⇒A都銀(返済済)  

2.5⇒1.9⇒1.4⇒1.1     C信金⇒A信金    

2.3⇒1.2⇒1.1                A都銀⇒A信金

2.3⇒1.8⇒1.4⇒1.0    D地銀(団信・保証付)

3.9⇒2.2⇒1.8⇒1.2⇒1.1     Eノンバンク⇒A信金

                     (容積オーバ物件)  

1.6⇒1.2⇒0.7(7年固定) A信金⇒A都銀(昨年5月の借り換え)

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0.7~1.0(15年固定)        F公庫の太陽光    

0.65   (15年固定)   F公庫の海外展開資金

当初から1.1            A信金(これ以上は無理ということ?)

                                        何かと柔軟に対応戴いたが、新規開拓すべきか?
 

 借換は支店長~担当者全てを泣かすことになるので異動時期が狙い目です。 
 現在は 5年固定で0.5%位 が普通になっているし、   TIBOR+0.5% とかも流行っていますね。一度はTIBORで借りてみたいものです。

交渉で心掛けること

 まあ、金融機関にも依りますが、いいお客様には目一杯希望に応じようとしてくれるのが普通ですので、これを利用しない手はありません。

 借り換えに関しては費用もかかるし、長年築いた関係を壊す可能性もあって慎重な対応が必要です。しかし、やるときはやるという気概も必要だと思います。一回借り換えると、その後の金利交渉が楽になる側面もありますね。

 銀行も生き残りをかけて、こちらも生き残りをかけて、その辺りのバランスだと思います。

 最後まで読んで戴いて有難うございました。