不動産経営においても、業務を「仕組化」することは極めて重要です。

 

私は2008年、中古のアパートを買い、本格的に不動産投資に参入しました。

当初から空室のあったアパートです。すぐに何とかしなくてはなりません。当時4.5%の高金利で銀行融資を受けていたためCFの余裕はありません。

管理会社に管理費をお支払いする余裕が無かったのです。

そのため、既存の管理会社との契約を解除して、自主管理経営を始めました。

空室の集客、客付けをどうするか、かなり悩み、考えました。

私は、不動産業界の仕事は皆無でした。

当時、不動産会社は、封建的で(いまでもそうですが笑)、電話、ファックス、対面で仕事をすることが当たり前の世界です。

そんな面倒で、時間のかかることはやりたくないなあ、と思ったのです。

そこで、私は客付けを、ネットのメールを使って行うことを考えたのです。

まずは当時の懇意にしている不動産会社数社に相談してみました。

 

小林さん、メールなんか送っても読んでくれないよ。マイソク(物件概要書)持って挨拶に行かなきゃ」

皆からこういう意見をいただき咎められました。

でも私には失うものはない、トライ&エラーでやってみようと思ったのです。業界を知らない人の強みですね笑。

そして、まずは不動産会社のメールアドレス収集を始めました。

こちらは主に、検索で「不動産会社 賃貸」などとキーワードをいれて、各社のホームページを開き、オーナー募集の欄から問い合わせを入れるなどして1個1個地道に拾っていきました。

そして、自分の物件の空室の仕様、間取り、設備、周辺環境、写真などをまとめて、メールで各社に送付してみたのです。(これは雛形として後に再利用できます)

「当社は管理物件の客付けしかしません!」との返事を受けたりもしました。

でも、そのような会社、メールでの客付け依頼を受けない会社は付き合わくても良いということを決めたのです。

仕組化するためには、このように捨てることも大事です。

程なく空室があっけなく埋まりました。

9年経った今、不動産賃貸会社のメアドリストは1000を超えています。

そして、私は満室経営を続けています。

ネットとリストで「仕組化」したおかげなのです。