不動産投資のために、宅建まで取得しました

はじめまして、不動産投資評論家の不動たたみです。
平成25年度の宅建試験に合格し、今は宅建士として不動産会社にも勤務しています。
肩書きにしている“不動産投資評論家”は、検索すると日本語圏にはまだ私以外いないようです。
それもそのはず、私が勝手につくった名称です。

「不動産投資家と何が違うの?」と聞かれたら、本物の不動産投資家は莫大な資産を保有している地主である事も多く、税務署のお世話になりたくないので皆ひっそりと暮らしていて、メディアなんかに出てきません。
メディアに出てくる不動産投資家は氷山のほんの一角で、世の中には隠れた本物の不動産投資家がたくさんいますが、そんな本物の不動産投資家は、決して表には出ず、暇つぶしに楽待を愛読する隠れた大金持ちなのです(不動たたみの個人的見解)。

さておき、不動産投資家と不動産投資評論家は本質的に何が違うのかといえば、一番の違いはその行動原理によると言えます。
私の場合、「不動産投資そのもの」で得られる利益が目的というより、さまざまな「不動産投資法」を体当たりで検証してみたい!という探求心から始まりました。
そしてもう一つの大きな違いは、私は税務署にお世話になるほど資産を持っておらず、すべて自己資金で不動産投資を行っているという点です。

ちなみに宅建士の資格をとるまで、不動産業界で働いた経験はありませんでしたが、現在は一応不動産会社に勤務しています。
ただ、街の不動産屋での下積み経験はなく、契約時に客の立場で何度か応対してもらっただけの新米なので、調べて得られる範囲の知識だけは多少持ち合わせているとはいえ、所詮机上の空論…。
実力はまだ素人同然の、平凡なアラサー女です。

専業大家さんは宅建をとるべき!?

そんな、貯金だけでコツコツ激安物件を買い進めていた私が、一念発起し宅建資格を取得した理由をお話しします。
きっかけは、「不動産屋を頼れない」という困った事態が、田舎の物件を扱う際に頻発したことでした。

低価格で購入可能な物件を探すと、必然的に都心ではなく地方都市に偏ります。
そこで初めて気付いたのは、現地の不動産屋も工務店も、地方都市ならではのスローライフを送っていて、大都市と比べ迅速な対応がなされないということ。
依頼しても動いてもらえなかったり、工賃は地方だからといって安いわけでもなかったり…。
法律で決まっているレインズへの登録ですら、ワンルーム賃貸のような手数料の少ない物件だとなかなかやってくれません。

こうした不動産屋になんとか動いてもらうために、何ができるでしょう?
田舎物件に修繕など用事があるたび、事前にデパートで3000円前後の菓子折を用意した上で、現地の不動産屋に足を運んで小一時間茶飲み話をさせて頂き、なんとか仲良くなって、再度お願いしてみた末に、運がよければやっとレインズや広告に掲載してもらえる…
そんな感じの不動産屋が、地方だと結構多いです(笑)
もちろん今でもご挨拶には伺いますが、レインズへの登録など押さえるべきポイントは、不確実な約束を待たずに自分で行えるようになりました。
売却または賃貸に出したい物件の図面を作り、写真も自ら撮影して、見よう見まねで掲載しています。
内覧が入ったら、(自分が向かえない場合は)現地の不動産屋に立ち会いをお願いし、手数料を折半するなどして最終的に決まるのですが、以前と比べ空室ができたあとの初動が格段に早くなりました。

そんなわけで、地方都市の不動産投資をするにあたってスローライフな不動産屋にお困りの方は、自ら不動産業を手掛けるのが一番の近道なのでは?と思うんです。
この記事を読んでいるあなたが、「数億円規模で借金しながら返済額と家賃収入の差額だけで生活している綱渡り大家さん」の場合、私は宅建士+不動産屋開業を強くオススメします。
「借金のない地主型大家さん」の場合はそこまでやる必要はありません。
ですがコスト削減をさらに進めたい方には、宅建士+不動産屋開業は一つの有効な選択肢です。

さまざまな不動産投資法をレビューしていきます

地方マンション1戸から始まった私の不動産投資歴は、4年をかけて保有マンション計10戸以上となり、昨年には4階建て一棟マンションという大きな買い物をするまでに至りました。
そのなかで、賃貸用に贅沢なオプションを付けてみたり、自販機を設置してみたりと、趣味とも言える数々の試みをしてきました。

これらの経験談を実際のエピソードを交え、不動産投資評論家として役立つか否か、注意すべき点も踏まえてレポートしていきたいと思いますので、是非ともお付き合いください!