3年ぶりに物件購入が出来て、ひと安心している「空を飛べなかった大家さん」です。8月に10年間所有した区分マンションを売却し、9月に湘南海岸沿いの築古中古アパートをやっとの思いで購入出来ました。

築古中古アパート投資は融資が引けない!!

 言うまでもなく、減価償却の終了した築古の中古木造/軽量鉄骨造のアパートに長期で低金利の融資をしてくれる銀行は元々多くはありません。しかし、私の投資スタイルに理解を示してくれる数少ない銀行から融資を受け、これまで合計で6棟の中古築古アパートを購入してきました。ただ、今回はその手法に限界を感じずにはいられませんでした。

門前払い、高金利、無理難題、甘い言葉と厳しい条件!

 9月に3年ぶりに物件購入をしましたが、その際新規に3行、過去融資を受けた3行の計6行と融資交渉を行いました。これまで一番融資条件の良かったA行は、融資姿勢が180度変わって所謂「門前払い」、話すら聞いてくれない状況でした。この銀行はかつて建物に多少の問題があっても土地さえしっかりしていれば築古中古木造アパートにもフルローン・長期低金利さらに固定金利と言う今では考えられない条件で融資を実行してくれました。私の不動産投資は、この銀行で成り立っていたと言っても過言ではありません。その他過去に融資を受けた2行は、「前年度の確定申告が黒字」であることで融資しやすいと言いながら、1行は最終的にはゼロ回答、もう1行はこれまでの金利条件から大幅な金利アップから始まり、金利交渉の挙句最後には親の資産を証明するため通帳のコピーまで要求される有様。新規で交渉した3行のうち、2行は門前払い、1行は高金利で交渉にもならず。今回の融資交渉では、銀行の融資姿勢の変貌と無理難題な要求に不覚にも最終的に冷静さを欠いてしまい「高金利ではあるが融資はOK」と言ってくれた2行に対して、「今後貴行と取引することはない」と啖呵を切って融資を断ってしまいました。

融資特約を付けた売買契約でも、自分から融資を断ってしまったら駄目ですね!!!

 ある意味これまで融資をしてくれた銀行に感謝しなければならないのに、今回は冷静さを欠いて逆切れし、自分から融資を断る愚行をしてしまいました。後から大いに反省しましたが、反省してもお金は湧いては来ませんよね。契約した物件の購入資金を1か月以内に用意しなければ、違約金が発生してしまいます。

結局最後の手段を使わざるを得ない状況に!

 元々資産を持っていないサラリーマンの不動産投資は、銀行から良質の融資を引いてなんぼの世界なのに、それを知り尽くしているはずの自分が一時的な感情で愚行を犯し、危機的状況を招いてしまいました。今回は金額的にそれほど大きくなかったために手持ちのキャッシュと秘密の資金調達先を駆使して3週間でキャッシュを準備し事なきを得ましたが、これが大型物件だったら間違いなく致命傷だったと思うと大いに反省しなければなりません。

 今回もお付き合いいただきありがとうございます。まだ7棟目の購入をあきらめている訳ではありませんので、今回の失敗を教訓に次回の融資交渉の戦略を練ろうと思います。