こんにちは、大友カツトシです。

台風のエピソード

今年も、首都圏を襲う台風が多かったですね。

近年やたら台風襲来が多いように感じます。

素人大家としても、物件に被害が及ばないか冷や冷やしていました。

台風一過のある日 思わぬ被害が

そんな台風一過のある日、管理会社から一本の電話がかかってきました。

一棟マンションのスレート屋根の頂上に設置されたTV用アンテナが飛び

隣の駐車場に停めていたクルマに直撃したそうです。

幸いにも怪我人はいませんでしたが、そのクルマにキズがつき、その修理費用の見積もりが17万円だとクルマの所有者が管理会社に伝えてきたのです。

クルマの被害写真もメールで送られてきました。

 

早速、火災保険業者に連絡すると、

火災保険の適用範囲は?

 

その火災保険の範囲で、屋根のアンテナは復旧工事はできますが、第三者の損害には保険の適用はされないそうです。台風は自然災害で不可抗力だからです。

こういう場合は、気の毒ですが自己の保険で直せということです。

しかし、そうであったとしても心は少し痛みました。

 

管理会社は「責任はない。」として、クルマの所有者にその旨を説明し、丁重にお断りしておりました。

しかし、それを聞いたクルマの所有者は、納得せず、さらに強固な姿勢で損害賠償責任という言葉を使って、被害相当額17万円を請求してきたのです。

損害賠償請求か。クルマの所有者も引けないか。

わたしは、マンション所有者として、アンテナの設置に異変や不具合がなかったことを管理会社にあらためて確認したうえ(※)、次のような答えを出しました。

 

「損害賠償はいたしません。」

なぜなら台風は不可抗力であって、わたしの不法行為に当たらないからです。

しかし、損害賠償こそしませんが、落としどころとして(解決に向けた)見舞金を出すことにしました。額として5万円です。

 

見舞金名目ならば、賠償したことになりません。つまりは、責任を認めたことにならないのです。(苦肉の策ともいえますが)こういう事態になってしまった以上、損害賠償責任がないことをはっきりと示す必要があると思ったのです。

この解決法がよかったのどうかはわかりませんが、クルマの所有者はしぶしぶ了承しました。

こうして、一棟マンションオーナーは台風にもめげず(めげそうですが)、また頑張るのです。

ご一読ありがとうございました。

※参考

民法は、土地の工作物の設置または保存に瑕疵があることによって他人に損害を生じたときは、その工作物の占有者は、被害者に対してその損害を賠償する責任を負い、占有者が損害の発生を防止するのに必要な注意をしたときは、所有者がその損害を賠償しなければならない(717条①)