不動産投資物件にて「色」を決める場面というのは意外に多いものです。

外壁の色、屋根の色、階段の色、床の色、内装各所の色等々です。

これは不動産投資物件に限ったことではなく自己の住宅も然りであり、

さらには普通に生活しているときに、

様々な物品において色の選択場面は多いのです。

 

色の選択時にどの色を選択するのか決めるのは非常に厄介です。

簡単に変更できるものであれば何の問題もありませんが、

多くの物は色の変更ができない、または変更は困難なものでしょう。

よく悩むものでは車購入時の車体色ではないでしょうか。

同じ車でも色の違いで別の車に見えてしまうことがある程です。

また、売却や下取りをしてもらうときには売れる金額も違ってきます。

 

それでも自分で使うものまたは安価なものでああれば、

「ああ、ちょっと違ったかなぁ?」で済みます。

しかし、賃貸不動産物件のように自分が使うものでなく、

そのものを使って利益を得ようとする商品である以上は結構深刻です。

色合いによっては入居者需要に直接影響しますので、

安易には決められません。

 

お薦めは、

デザイナーまたはそういったセンスのある方に提案してもらうことでしょう。

内装に関してはインテリアコーディネーターと言った資格を持った方もいます。

こういった方は万人受けする「色」の使い方を心得ています。

ご自分でセンスがあると自認している方であれば、

自身でデザインするも良いでしょう。

 

物件を見に行くとたまに驚くような色で塗られた物件を見ることがあります。

現地へ行く前に物件広告などで事前に塗色は見ております。

その時点で「結構奇抜な色だなぁ」と認識はしているものの、

「写真の色合いが悪いのだろう」とか「印刷が悪いのだろう」と思っています。

ところが実際の物件では写真や印刷のせいで無いことが判明します。

まぁ、色に関しては好き好きもありますので何ともいえませんが、

確実に入居需要に影響しているのは確かだろうと入居率が語っています。

 

やはり白やクリーム色が無難なのでしょうか。

圧倒的に多いように感じます。

ただこれらの外壁色は汚れが目立ちます。

定期的に洗浄を行えば良いのですが、

そこまでやる方はなかなか見たことがありません

黒ベースの外壁なんてものもやり方次第では格好良くなり、

他の競合物件との差別化も図れますが、やり方を間違えると逆効果になります。

結構冒険要素が大きいですが、チャレンジしてみるもの面白いかも知れません。

 

ご存知の方も多いかもしれませんが、

色というものはサンプル帳の様な見本と実際の色は若干異なります。

そして実際に大きなスペースに塗布すると、

サンプルで見た色よりも明るく感じます。

そのため、イメージよりも若干暗めの色を選ぶとイメージに合ってきます。

色決め時の参考になれば幸いです。

 

戸田 匠