みなさまこんにちは!

ストレージ大家のひらです。

公共下水道が物件の前まで来ました。
後は繋げるだけなのですが、
果たして繋げた方が本当に得なのでしょうか?

この辺、個人投資家は○○を考えていない方が多く、
いつも残念に思っています。。

つなぎの費用

公共下水道が物件の前まで来ました。
後は繋げるだけなのですが。
ここからがさらに問題です。

ここまでの受益者負担金だけでは実は公共下水道は使用できません。
各々の物件から公共下水道へのつなぎはまた自分たちで自腹でやらなければならなのです。
そこで見積もりを取ってみたところ、
うちの物件の場合は145,000円ということでした。

浄化槽維持費用

一方、現在の浄化槽維持費用は、
年三回の点検費用が年11,000円程度です。
それに汚泥引き抜きが年でならすとやはり11,000円位です。
つまり合計で22,000円が年間の浄化槽維持費用です。
浄化槽維持費用は通常大家が支払っているかと思います。
(完全な戸建ての場合は入居者負担のケースもありますが)

公共下水道に繋ぐのとどちらが得か?

ここで皆様は年22,000円なら7年で元が取れると思われるかも知れません。
でも私の考え方は違います。
7年もの間お金を一気に拘束されてしまう。
私はこう考えます。
つまり複利効果を考えます。
ローンの考え方と同じです。
そしてもう1つ考えます。

売却時効果を考える

それは7年以内に売却した場合です。
売却はいつ発生するかわかりません。
私はいつもそう考えています。

その時公共下水道に繋いでいたからと言って、
10万でも高く買ってくれる方はいるでしょうか?
いる訳ないですよね。
いつもこういうのは有耶無耶です。
本当にこういうところ残念です。

市が催促する?

私も物件価値は高まらないのに自腹で繋げなければならないことに疑問を感じ、
関係者に聞いたところ、
他の人でも絶対私は繋げないと言っている人がいるそうです。

ただ、聞いていると、どうも繋げるのも半ば強制的のようですね・・・。
自腹なのになんだそりゃ、ですが。

公共下水道利用料負担の問題

また公共下水道に繋ぐと、インフラ代なのですから、
通常は公共下水道の使用代は入居者負担になると思います。
ところが、最初からの契約ではないので、
実際には更新のタイミングで入居者負担に切り替えられるかどうかということになります。
それまでの間は大家が支払うので、浄化槽の維持費用は浮きません。
そして入居者負担になれば、今度は入居者が家賃を増額されたような状況になります。
つまり、入居者もおそらく浄化槽のままの方が楽なのです。

私の結論

複利効果を考えれば、
7年後に元が取れたとしても、
逆に7年分一気に拘束されてしまう公共下水道への繋ぎは、
大家にとって得ではありません。
特に物件価値という部分でメリットはありません。
入居者にとっても家賃増額のような状況になりメリットはないでしょう。

これから作るのならいざしらず、
作り込んである状態なら浄化槽の方が安く利用できます。
持ち家の場合なら考え方は変わってきますが、
賃貸では新たに公共下水道に繋げるメリットはほとんどないでしょう。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!