人材不足と資材高騰により価格上昇が継続…新築で高い利回りを追求する事がいっそう難しくなる?

 

皆さんこんにちは、地方在住大家のゆたちゃんです。

 

今回も先回に引き続き来年の賃貸業界の動向を3大予想としてランキング形式で予想したいと思います。(この内容は私の独断と偏見によるものですので、細かな点で間違いがあると思いますが、その点はご了承下さい…)

 

第2位…新築物件の価格高騰が継続、利回りは低下し、新築物件で成功出来る大家さんは一層限られる…

 

先日、以前から興味を持っている、

中堅上場ゼネコンさんが新築RCマンションの建設を行っている現場を下見する機会を初めて得る事が出来ました。

 

新築のRCマンションの建設現場を建物の室内に入って見た機会は今回が初めてでしたので、大変有意義で勉強になりました。

 

特にこの業者さんの施工方法では、産学協同で開発された、

低コストでありながら遮音性と断熱性を高める工法を採用していたり、

この建設業者さんだけが特許を持つと言う低コストで高品質な施工を行う工法まで知る事が出来、

こう言う細かな知識を知っている状態で、

他の業者さんが施工するRCマンションと比較検討出来るかどうかは、

今後RC物件を検討する時に私達大家にとって大切な知識だと思いました。

 

そして現在は、RCマンションを始めとした新築アパマンの建設するコストはどんどん上昇する傾向にあります。

 

 

 

特に人手不足による人件費の上昇と建築資材価格上昇がダブルパンチで効いており、

仮に東京オリンピック後の建設需要がピーク越えした時点であっても、

新築アパマンの建設コストが1997年頃から2012年頃までの様に下がるかどうかは懐疑的です。

 

下がる可能性があるのは地方の大部分と首都圏近郊の一部の土地価格ではないかと思われ、

新築アパマンの取得コストに占める土地価格の比率が高い物件については、

土地価格の値下がりの分だけ物件を安く購入出来る可能性が有るかも知れません。

 

それ程、これから新築の物件で高い利回りを追求する事はより一層難しくなり、

一部の地方の大家さんが新築の物件で、

土地の取得コストを含めて利回り十数%を現在でも叩き出している事の価値が一層高まるものと思われます。

 

2018年以降の新築物件では、

立地、取得コスト、賃貸需要、需要のある賃料設定、少しでも高い賃料が頂ける間取り、エクステリアや室内デザイン、そして投資利回りに細心の注意を払った大家さんのみが賃貸経営で成功を収める大家さんとなり、

大手アパート建設業者さんや大手HMさんから、

勧められた土地に勧められた賃貸物件を建てるだけでは、

賃貸経営の成功は約束されないと私は思っています。(今年大手アパート建設業者さんからサブリース付きで貰った物件の提案内容を見て確信しました…)

 

ここまでお読み頂き有り難うございました。