ここまでの話し

不動産投資で成功する人の共通点。

1.努力と◯◯◯

2.BigWhy(ビッグホワイ)

正直に言って、この2つだけでも威力は抜群。

もしあなたがこの2つのどちらかでも持っているならば、すでにあなたはかなりのポジションを築いているのではないだろうか。

しかし、「どちらしか持っていない」「どちらも持っていなかった」という人もがっかりしないでほしい。

あなたが本当に理解をしたのなら、これから一気に成功するチャンスがある。

 

そして、今日は3つ目の共通点についての話しだ。

このことを知っている人は、収入の流れを太くし続けることができる人であり、築いた富を減らさず、維持し、増やし続けることができる人だ。

つまり一発屋で終わらない人。

そんな成功者が持っている共通点だ。

(記事単発でも完結するようにはしているが、続けて読んで頂くとより理解が深まるようにできている。)

 

不動産投資で成功する人の3つ目の共通点

これまで僕が何百人、何千人と会う中で気が付いた成功する人の共通点。

3つ目は「スコープ」だ。

成功する人は、みなこのスコープを持っている。

 

ソフトバンクの孫正義さんは、「タイムマシン」というスコープを持っている。

アメリカで主流となるビジネスモデルや製品は、数年後に日本でも主流になると考え、「検索エンジンのYahoo!」「ブロードバンド(ADSL)」「iPhone」といった製品やビジネスモデルを次々と日本に持ち込み、大成功をおさめている。

これをタイムマシン経営と呼んでいる。

 

パナソニック(旧ナショナル)を創業した松下幸之助さんは、「将来を見通す」スコープを持っていた。

近い将来必ず電気が各家庭に普及するだろうと予見して、二股ソケットを開発して、大成功をおさめた。

 

徳川家康は、天下を掴み取るチャンスかどうかを見極めるスコープを持っていた。

さらには、幕府が何百年も栄え続かせるためのスコープまで持っていた。

だからこそじっと耐えてチャンスを待って天下を掴み取り、その後は260年も江戸幕府は続いた。

 

このように成功をおさめる人は、みなスコープを持っている。

自由自在に見方を変えることのできるスコープだ。

 

もしあなたが、このようなスコープを持っているとしたら・・・?

そう、成功をおさめるのは簡単だということが分かるだろう。

それでは、不動産投資においてはどんなスコープがあるのだろうか?

 

逆から見るスコープ

1つ目は逆から見るスコープだ。

前回の記事で、「あなたが不動産投資をする目的(BigWhy)から考えましょう」とお伝えした。

ゴール(目的)によって「持っていくもの」も「その手段」もまるで違ってっくるからだ。

だから、まずゴール(目的)から描くことが大切だ。

ただ、このゴール(目的)から描くのってなかなか難しい。

頭が固くなればなるほど難しくなってゆく。

僕も決して頭が柔らかい方ではない。

だから、ちょっと頭を柔らかくする問題を一緒に考えて行こうと思う。

 

〜問題〜

下記画像のような、10個の小さな円でできた矢印がある。

矢印は左方向に向いている。

この矢印の方向を、円を3つだけ動かして、逆向きの右方向の矢印にすることはできるだろうか?

(制限時間3分)

あなたは答えはすぐ出すことができただろうか?

これは逆から見ることのできるスコープを持っていると、簡単に問題を解くことができる。

 

〜解説〜

この問題は「逆」から考えることが重要なので、まずは答えから考える(見る)。

答えの絵は右方向の矢印だ。

円を3つ動かして、左方向の矢印から右方向の矢印にしたところを考える(見る)。

となると、こんな矢印になるはずだ。

そして、最初の左方向の矢印と、答えとなる右方向の矢印を、重ね合わせてみる。

するとこんな感じになるはずだ。

 

もう答えは分かっただろうか?

動かす円が3つ浮かび上がってきている。

 

どうだろうか?

答えから見ると、驚くほど簡単に問題が解ける。

このように逆から俯瞰して見ることができるようになると、不動産投資においても、成功する確率がグンと上がるのだ。

不動産投資で成功する人は、ボロボロの築古物件を蘇らせた後のイメージを、買う前から想像して激安で物件を入手している。

入居者ゼロのアパートが、すぐさま満室になると確信して、大きなローンを引っ張って購入している。

家賃下落、金利上昇、空室増加を見越して、高い利回りで購入している。

多くの不動産投資の成功者が、成功から逆算して行動しているのだ。

 

範囲を自在に変えることのできるスコープ

2つ目は、見る範囲を自在に変えることのできるスコープだ。

「範囲ってなんだ?」と思われるかもしれない。

不動産投資で言うならば、1つはエリアだ。

狭いエリアに縛られたりしない。

都心や県庁所在地のある市に絞ったりもしない。

「えっ?」と聞き返すぐらい、聞いたことの無いエリアで物件を買っていたりする。

そして、日本という範囲にすら縛られない。

時には世界を範囲にして、日本と他の国で不動産投資をしたら、どちらが成功しやすいかということを見ることもできる。

また、不動産投資にすら縛られない。

不動産の価格が高騰し、あまり利益が出ないと感じれば、その他の投資や事業で利益を出すことを考える。

このように、不動産投資で成功する人は、大きな範囲で物事を見ることのできるスコープを持っている。

 

長期的な視点でみることができるスコープ

3つ目は、長期的な視点でみることができるスコープだ。

たとえば、10年後、20年後、30年後に不動産の市況がどうなっているか?家賃はどうなっているのか?日本の経済状況、そのエリアの地域の状況がどうなっているか?を予測する目を持っている。

 

不動産投資を始めた当初、僕はどうしても短期的に物事を見てしまった。

良さそうな物件を見つけては、

「近くのアパートにも空室が目立つ。」

「近隣には大手の建てたアパートがある。」

「建物はボロボロだし、これじゃ勝てるワケがない。」

「この物件は無理だ・・・。」

そして、しばらく物件を買うことができなかった。

 

今から考えると、これは日本全国どこも同じ状況だ。

当時の僕は、時間軸を「今」しか見れていない。

だから買えない。

もし長期的なスコープを持っていれば、実はまったく違った答えになる。

当時は入居募集が難しいと感じたエリアの物件でも、そのエリアの家賃の推移を調べただけで、実は「買い」だったなんてことは結構ある。

逆に、現状が満室の物件でも、近い将来家賃の下落が予測でき、買ってはいけないエリアの物件だということが分かったりもする。

家賃の推移の調べ方などはおいおい話していこうかなと思う。

このように、不動産投資で成功する人は、長期的なスコープで見ることができる。

不動産の市況の波、エリアの動向、日本の人口や経済状況など、長期的な目で将来を見通すことができるのだ。

 

それでは、不動産投資で成功するために、将来を予測することはできないだろうか・・?

未来を見通すツールはないだろうか・・・?

僕は10年前、不動産投資で成功するためには、どうやったら未来を見通すことができるだろうかといろいろと研究した。

もし今回のような話しが「役立った」という人が多ければ、次回は将来予測を未来を見通すツールについてお話ししていこうと思う。

 

追伸

子供のスコープ(視点)は実に面白い!

大人にはとても考えつかないような視点を持っていたりする。

そして、時には僕たち大人に深い気づきを与えてくれる。

 

息子を保育園に迎えに行ったある日のこと。

まだ純粋無垢な6歳の男の子とちょっとませた女の子との会話。

男の子が保育園の先生に質問をしていた。

男の子「大人はいいなぁ。先生、どうしたら大人になれるの?」

 

近くで聞いていた僕も少し考えてみる。

「なんでも自分でできるようになったら?」

なんてつまらない答えが思いつく。

 

女の若い先生もこの質問にちょっと狼狽しながら、

保育園の先生「うーん、20歳になったらかなぁ」

などと答えている。

 

しかし、男の子はあんまり納得した顔はしていない。

すると、近くにいた女の子が、

女の子「『こどもになりたい』と思ったらじゃない?」

と答えていた。

 

この答えには僕も正直驚いた。

男の子はまだ納得していない顔をしていたけれど。

と同時に、自分の頭の硬さに愕然とした。

なんてっ、子供は賢く柔軟な考え方ができるのだろうか!?

いつまでも子供のような柔軟な頭や目を持っていたいものですね。