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原野商法二次被害の実情、番外編としてお送りします。

 その後篇で、全額返金を約束したところで話を終えていましたが、

先日無事に全額戻りました。ありがとうございました。

 

 入金される前日に、わたしが解約を申し入れた会社とは別の組織から電話がありました。おそらく上部組織と思われます。

「このたび管理契約の解約で本当によろしいですね?」(もちろん。)

「もう役務が一切発生することはありません。」(もう何もしないで。)

「お手許の一般媒介契約書は破棄ください。」(?!)

などと言葉を並び立てられました。

(カッコ内)の心の声のように、ひとこと言ってやろうと思いましたが、ここでトラブって解約できなくなるのも嫌だったので、ハイハイと答えました。

そもそも、こんな解約の儀式が必要なのかという疑問は残りますが。

一般媒介契約の疑問  

 一般的に仲介業者は、一般媒介契約を嫌がる傾向にあります。端的にいうと売主を縛ることができないからです。問い合わせ情報も売主に集中することになりますから、うっかりしていると競合他社に負けてしまいます。

 くわえて不動産流通機構サイトへの登録義務はなし、報告義務もなし、縛りなしの契約をさも重要契約案件であるように話す相手に虫唾が走りました。管理役務をしながら仲介は一般媒介にする・・・、そんなつじつまの合わない組み合わせは「詐欺です。」と言っているようなものです。

 

根深い闇のネットワーク?

 結局のところ、儀式などから推察すると、この詐欺は根深く組織的に行われていると感じます。まず上層部には指令組織があって、その下層部には小さな組織がいくつかあり、その小さな組織の部員が各地に散って金を吸い上げまた上納する。いわば暴力団の組織図のようではないかと思います。

 

入金を確認し・・・

 返金される直前に解約を申し入れた人物から電話がありました。

入金を知らせる内容でした。

わたしはこれからも同じようなビジネスをやっていくのですか?と優しく尋ねました。

彼「そうですね、遊休地でお困りの方々が大勢いらっしゃいますので・・・」

わたし「そうですか、うまくいくといいですね。」

彼「はあ、ありがとうございます。本当にご迷惑をおかけしました。」

 この謝罪の意味はいったいなんだろう?

単なる儀礼的な言葉なのか?それとも多少良心の呵責を感じての言葉なのだろうか、などと考えながら電話を切りました。

 わたしは、インターネットバンキングで入金を確認すると、すぐさま携帯電話で大阪府警悪徳商法相談窓口に電話しました。

「もしもし、あのですね・・・」 

相談窓口の担当警官は、メモを取るのももどかしそうにこう言いました。

「もうすこし詳しく・・・教えていただけませんか?」

 

 

ご一読ありがとうございました。

原野商法二次的被害の実情番外篇を終わります。

 

大友カツトシ