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副業解禁への流れ

 日本政府は、早期に副業、兼業の事実上の解禁に踏み切るようです。
 サラリーマン大家にとっては大変ありがたいことです。

 これまでも、政府として副業を禁止してきたわけではありませんが、国が作るモデル就業規則の中に副業禁止規定というのがあったようで、多くの企業がこれを参考にして就業規則を作っていたとのことです。このモデル就業規則が改訂されることで、一般企業も副業禁止の規定を見直す方向に動くことであると思われます。

 これまでの企業側の副業禁止の理由は、「情報漏洩」、「競業への勤務」、「本業がおろそか」等の複数の理由があると思われます。

 このうち、「情報漏洩」「競業への勤務」は、副業を解禁しても課題として残りますが、どんな副業でも一律に「本業がおろそかになる」というのは、逆に副業で得た知識やノウハウが本業に役立つこともあるはずなので、全く理由にならない理由です。

 既に数年前から、大手企業でもサラリーマン副業解禁を発表しているところもあり、これらの企業は「副業により得た知見を本業に活かせる」「優秀な人材が集まる」などの理由が多いようです。もはや副業解禁は時代の流れなのかと思われます。

サラリーマン大家も苦労していた時代が終わる。

 これまでも、不動産投資は、原則的には副業にあたらないと考えられており、いままでもサラリーマン大家という人達はたくさんいました。
 しかし、「副業禁止」という規定がある為に誤解を受ける可能性もあり、あまり会社内では話が出来ない状態ではありました。
 私もサラリーマン時代には、ほとんど社内で不動産投資をしていることを話したことがありません。

 知り合いの方も不動産投資をしていることが会社に知られ結局退職をせざるを得ない状態になった人が複数人います。相続や転勤でも不動産賃貸業をすることがあるので、法律に則れば大家をしていることで退職しなければならないことはないはずですが、この人たちは結果的に別の理由を付けられて退職を余儀なくされています。

副業解禁になってサラリーマン投資家が増える?

 さて、副業が解禁になれば、サラリーマン不動産投資家も、勤務先に気兼ねすることなく活動できるようになります。
 また、一般の賃貸不動産だけではなく、トランクルームや太陽光発電などの他人を雇う必要が無いストック型ビジネスなどをはじめる人も増えてくると予想します。

勤務先の一社に依存しない精神が心と体を健康にする。

 勤務先の会社だけに依存しているということは、それだけで人生にとってリスクです。会社の業績が悪化したり、社内での評価によって収入が異なってしまうからです。

 その依存状態が、心や体の不健康を呼んでしまうこともあると思っています。

 不動産投資に限らなくてもよいですが、サラリーマンの皆様もどんどん副業をして、一社に依存しているリスクを分散することをお勧めします。
 そのことが日本経済全体を底上げし、各個人が幸せに暮らせる世界がくるのではないかと考えます。

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
根本 伸之