なぜコラムを書くのか?(初めて読む方へ)

僕がコラムを書く理由。

これだけ書籍が出版され、インターネットに情報が溢れ、僕よりも優れた実践者達がコラムを執筆している。

僕が不動産投資を始めた10年前ならまだしも、今僕に伝えられることはあるのだろうか?

コラムを書いてもなんだか定まらない。。。

そんな思いがあり、執筆は控えていた。

しかし、相談は減らない。むしろ増えている。

しかも昔よりも重大な相談が増えている気がする。

数億円の借金を抱えて、初めて事の重大さに気がつく人すらいる。

もうどうしようもできない。。。

一方で、まだ早い段階でリカバリーできた人もたくさんいる。

だから、コラムを執筆することで、危険な橋を渡らずに済む人も少しはいるんじゃないか!?

今の段階なら間に合う人もいるのではないか!?

そんな思いがふつふつと沸いてきた。

だから書いてみようと思う。

役に立つと思ってくれる人が少しでもいるならば。

逆に、役に立つと思ってくれる人がいなければ、それで執筆はおしまい。

(前回の記事は「役に立った」という人が少なかったので、今回からテーマを変えます。) 

 

「欲=タブー」

「僕は欲張りな人間だ。」と聞いて、あなたはどう思うだろうか?

 

「えっ!?欲張り?ちょっと引くわ〜」と思われる方が多いかもしれない。

「欲深い人」「欲張り」「欲望の塊」「強欲」

どちらかというと、「欲」という言葉から連想するイメージは、マイナスなイメージが強い。

僕は長男だったせいか、親や家族から「我慢しなさい、お兄さんなんだから」と言われることも多かった。

そのためか「多くを望むこと=いけないこと」という固定概念があった。

世の中的にも、戦時中の有名な標語「欲しがりません勝つまでは」とまではいかないが、禁欲こそ良しという空気がどこかある。

「現代は低欲望社会だ」なんて言われることがあるけれど、世の中が豊かになっているだけじゃくて、多くを望まないように育てられてきたせいでもある気がする。

「欲=タブー」なのだ。

 

欲望社会に生きる

一方で、現代は欲望社会でもある。

投資の世界には欲望を喚起するような書籍やセミナーで溢れている。

「たった3年で、資産◯億円!」「あなたもできる豪遊生活!」

といったフレーズが並んでいる。

そして、欲のままに投資を始めて、失敗してしまったり、詐欺にあったりといったケースは後を絶たない。

欲を上手に刺激されて騙されてしまう。

賢明な人は、「だから投資は危険だ」と悟り、近づかないようにする。

パンドラの箱を開けないように、そっとしておく。

そして、なるべく多くを望まず、現状に我慢して毎日を生活している人も多い。

やっぱり「欲=タブー」なのだ。

 

欲張りの人だらけ

しかし、僕の回りにいる人たちはどうだろう?

欲張りの人が多い気がする。

欲と言っても、「学びたい」「成長したい」「人間としての器を大きくしたい」といった欲だ。

単なるお金儲けが目的で不動産投資をやっている人は少ない。

不動産投資は自分自身を成長させるための手段だと考えている人が多いのだ。

成功していれば成功している人ほど、この傾向が強い。

知識習得に貪欲で、どんどん実践していく。

「人生一度はやってみたい!」ということも、後回しにせずに、できることはすぐにやる。

「どちらを選ぶか?」の選択を迫られる時も、「両方選ぶ方法はないか?」と考える。

そんな欲張りの人が多い。

 

そもそも欲はいけないもの?

そもそも欲はいけないものだろうか?

僕には7歳と4歳の息子がいる。

4歳の次男はまだまだ本能のままに生きている。

あれもやりたい、これもやりたい、もっとやりたい。

あれも欲しい、これも欲しい、もう一個欲しい、全部欲しい。

そして、父親の僕はついつい言ってしまう。

「我慢しなさい!」「そんなに欲張ってはダメ!」と。

 

しかし、これは脳科学的に言うと、最悪の叱り方なのだそうだ。

人間の脳は「もっとよくしたい!」と考えるようにできている。

そうして、何百万年という時を経て、人間は進化してきた。

「ダメ」「我慢しなさい」という言葉は、人間の本能である「もっと良くしたい!」という向上心を奪ってしまうことになるのだそうだ。

特に子供の頃は、何事にも好奇心を持ち、成功体験を積んでいく大切な時期。

そんな大切な時期に、向上心を奪うことになってしまうからだ。

だから、僕たち親は子供の欲を上手に活かして上げる必要がある。

「もっとやりたい!」「もっと欲しい!」を、良い方向に持っていって上げる必要があるということを子育てを通じて学んだ。

 

欲張っていきましょう!

不動産投資の世界にも、欲の塊のような人は確かにいる。

しかし、実際には極端に強欲な人というのは少なくて、

「今よりちょっといい車に乗りたい!」

「今よりちょっと良い暮らしをしたい!」

「今よりちょっと良い仕事をしたい!」

といったささやかな欲から、不動産投資に興味を持つ人が多い気がする。

いつの間にか欲が膨れ上がってしまって変な方向に行く人はいるけれど、そんな人は少数だと思う。

また、偏った欲を持った人で、大金を手にしている人もいるけれど、幸せな人生を送っているかといったらそんなことはない。

 

不動産投資は他の投資と違って、自己の成長が欠かせない。

入居者、リフォーム業者、不動産会社、管理会社、さまざまな人とのコミュニケーション能力を向上させていかないといけない。

不動産の知識、税務の知識、会計の知識、経済の知識、世の中の流れ、といった知識力を向上させていかないといけない。

そして、良い物件が出たら瞬時に判断できる判断力と決断力を向上させてないといけない。

さまざまな能力を向上させて、人間としての器を大きくしていく必要がある。

 

しかし、「欲=タブー」という潜在意識がある人は難しい。

「それなりで我慢」「欲張ってはダメ」という意識が、気がつかないうちに刷り込まれていると、向上心ですらあなたを無意識にストップしてしまう。

だから僕たちは素直に「人間には欲がある」と認めてしまう。

その上で「もっと自分を成長させたい!」「能力を高めたい!」という欲だけを選び、強めていく。

そうすることが、不動産投資で成功するだけでなく、人生を成功に導くことができると僕は考えている。

もっともっと欲張っていきましょう!

 

追伸

人生において選択を迫られることってありますよね?

「Aか?Bか?」みたいな究極の選択。

 

どっちか選択に迫られた時、僕はどっち「も」とるようにしている。

どっち「も」とるための、最適な解決策(アイデア)を生み出すことをまずは考えてみる。

どちらかという選択肢の中で考えるから苦しくなることがある。

次のステージへステップアップするための、ちょうど良い機会を与えられているんだと考えてみる。

「やりたいこと」と「お金を稼ぐための仕事」→ やりたいことでお金を稼ぐには?

「仕事」と「プライベート」→ プライベートの時間を充実させるために、よりハイパフォーマンスな仕事をするには?

 

このように僕はいつも両方選択することを考えている。

不動産投資をやりながら不動産投資家の集まるコミュニティを立ち上げたり、お金を払うのではなくお金を頂きながら英語を上達する方法を見つけたり。

欲張りなんですね(笑)

まずは両方選択できるアイデアはないかを考えてみるようにしましょう!

欲張っていきましょう!