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不動産投資家が騙される被害が拡大

 先日の業界新聞に、シェアハウスの投資被害が拡大しているとの記事が書かれていました。

 記事によると、利回り10%や長期(30年)の家賃が下がらないという家賃保証のサブリースという、美味しそうな投資話で客を集め、シェアハウス建築を拡大した業者がいましたが、ついには家賃の支払いが止まり、電話をしても繋がらない状態になっているとのことです。

 被害者のメンバーは被害者の会を立ち上げて訴訟なども視野に入れているとのことです。

 その他にも、別のシェアハウスのサブリース業者にて家賃保証のはずが、一方的に金額を下げられるなどの問題が出てきています。

 私はシェアハウスを運営はしてはおりませんし、被害にもあってはいないのですが、このような、詐欺まがいのことに対して不動産投資家として非常に悲しく思います。

 誠心誠意やっている業者もたくさんいるのですが、不動産って高額なものであるために、一部にはこのような胡散臭い人たちも群がってくるのですね。

 また、不動産投資に限らず、儲け話には怪しい人達がいるのも事実です。
この点を見極められるかが、不動産投資の成功に向けた一つの能力のような気がしています。 

怪しい投資話の見極め方法

 私も不動産投資の初心者の頃に、不動産業者のセミナーに参加して、「これって、なんかすごい儲かりそう」という感想をもって帰宅した後、友人に話をしたところ、「それって極めて怪しい」との忠告をうけました。その後ネットで調べたら、そこ業者の代表者が過去に犯罪歴があったという苦い経験があります。

 もしかしたら取引していたかもしれません。忠告してくれた友人には非常に感謝しています。

 その後は、業者のセミナーに参加しても、良い話を聞いてくるだけでなく、この業者は信頼できるのかどうかをセミナーの話の中から探りを入れるようにしています。

 具体的には、以下のようなことがあると私は敬遠しています。

・受付の女性が美人すぎる。(モデル並み)
・プレゼンがうますぎる。
・参加者のうちほとんどの人が、「いい投資話だ」と思ってしまう、集団催眠のような雰囲気がでる。
・わからない用語を使って、説明している。(中身は良く分からないが、なんとなく良い投資話だと思わせている)
・リスクを全部業者がかぶるというようなことをいう。
・参加後の電話攻勢がすごくしつこい。

 上記に書かれていることがすべて、怪しい投資話とは限りません。

 しかし、どんな投資にもリスクは付きものです。逆に言えば、リスクをとるからリターンがあるのです。リスクを全部業者がかぶってしまうといことは、業者だけが儲かり投資家は儲かりません。

 このように考えると30年家賃収入が下がらないサブリースなどを当初から約束された不動産投資などあり得ない事であるということが分かります。

 業者さんのセミナーに参加する際には、投資話をきくだけでなく、怪しいのかそうでないのかも確認するつもりで参加したほうが良いかもしれません。

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

根本 伸之