皆様、根本伸之のコラムをお読みいただき誠にありがとうございます。

 某記事にもありましたが、複数の不動産管理会社が、高齢入居者向けの見守り機能の提供をはじめています。

 不動産投資家にとっての大きなリスクである「孤独死」に対応できるモノであり、なにより入居者の安心にもつながる良いサービスであると思っています。

投資家目線で見ると、高齢者は、一旦入居すると退去するまでの期間が非常に長く、単身者や学生などの倍から3倍程度の期間の入居が見込めます。

 退去の度のクリーニングやリフォームの頻度も減るだけでなく、仲介手数料やADなどのコストも減ることから投資効率が非常に高いのです。

 しかし、一般の賃貸不動産は過去から高齢者を嫌がる傾向がありました。高齢者の一人暮らしは、病気やケガなどで事故物件になるリスクが高いことが一つの要因であると思います。

 現在も既にそうですが、日本は今後、更なる超高齢化社会になると言われています。この超高齢化社会でビジネスをするには高齢者に向けたサービスは欠かせません。賃貸不動産も、既に高齢者を嫌がっていれる時代ではなくなっています。

 管理会社の付帯サービスで、高齢者の見守りを実施してくれることは、不動産投資家にとっても、入居者にとっても、入居者の家族にとっても非常に良いアイデアであると考えます。

具体的な見守りサービスは、以下のようなものです。

●月1回に電話で健康状態を確認する。
●週1回の音声ガイダンスで連絡を取る。
●スマートフォンで入居者が健康状態を入力する。入力が無い場合は電話や訪問で安否確認を行う。
●住居の一部に赤外線センサーを付けて一定期間動きが無い場合に警備員が駆けつける。

 私は常に「入居者の安全は大家にとっての利益」と考えています。このようなサービスは大歓迎です。

 高齢者をターゲットとする物件を保有しているならば、このようなサービスを考えることで、物件の価値を向上させることが出来ることでしょう。

 最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

根本 伸之