みな様、根本伸之のコラムをお読みいただき誠にありがとうございます。

 2018年ももうすぐです。

 少し、2018年の不動産市況の予測をしてみましょう。

 2017年は、融資が厳しくなったという印象が非常に大きいです。要因は金融庁の指導から来ていると思いますが、多くの金融機関で2016年ほどのじゃぶじゃぶ融資をしなくなっていています。

 以前は、アパートローンに積極的というより、「ガンガン行くぜー状態」であった金融機関も今年になって絞ってきています。

 私はこの要因に金融庁の指導だけでなく、物件価格が上がったことにあると思っています。

 つまり、物件価格が上がったことにより、利回りが低下して、良い物件が少なくなってきたことです。

 利回りの悪い収益性の望めない物件は、以前からも融資は厳しかったと感じています。

 このような物件に対して融資するなら、「属性が高い人」を対象にしてしまう金融機関の気持ちもわからなくはありません。

2018年は物件価格が下がる?

 さて、2018年ですが、暫くは金融機関の姿勢は変わらないと思いますが、最近大きな事件が報道されています。

 数日前のコラムにも書きましたが、30年家賃保証などをうたって、投資家を集めて物件を販売していた主にシェアハウス業者が行方をくらませています。

 また、別の業者でもサブリースでの投資家への支払家賃を一方的に下げ、訴訟問題などが大きく報じられています。

 このような事件は、投資家にとっても入居者にとっても痛ましい事件で腹が立ちますが、同時にこの先の融資状況や不動産の市況を予測するのに役立ちます。

これらのような業者は2018年にも、不動産を購入して物件を建設して、投資家に販売できるでしょうか?また、既に建築済みや建築中の物件はどうなるでしょうか?また、このような業者向けの融資はどうなると思いますでしょうか?

 私の予想では、このような業者への融資はどんどん減っていき、業者の保有する物件や既に投資家の手に渡った物件が、損切で安く売りだされると思っています。

 これらをきっかけに収益不動産を中心に不動産価格は下落するだろうと思っています。

 投資家にとってはチャンス到来です。

物件価格が下がると、、、

 しかし、価格が下落すると利回りが上昇します。

 利回りが上昇すると、収益性の「良い物件」に変わってくることから、買う人に対しての融資は緩んできます。すると価格が上昇してくると思っています。

 バブル崩壊のような大幅な価格の下落はありそうも無いですが、若干の調整があって安定してくるのではないかと考えています。

 買いたい人にとっては、チャンス到来かもしれません。しかし、悪徳業者か否かを充分見極める必要があります。

 最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

根本 伸之