みな様、根本伸之のコラムをお読みいただき誠にありがとうございます。

 以前に比べて、イメージが大きく変わった街があります。

街のイメージは変わっていく。

 イメージが変わった代表例では、北千住、川崎、武蔵小杉あたりでしょう。

 神奈川県横浜市に生まれ育った私は、子供の頃。川崎や武蔵小杉って「公害、工場、大気汚染、水質汚染」のイメージがあり、ちょっと危険で住むのによい場所とはとても思っていませんでした。

 しかし、現在は、川崎市の武蔵小杉は住みたい街の常に上位に位置しています。

 北千住も同様です。ちょっと怖いお兄さんがたむろしている街のイメージがありましたが、今では大人気の街です。

 その他、海老名や辻堂など、10年~20年前まではマイナーな街であった土地にたくさん人が訪れるようになり、あこがれの街に変革しています。

 横浜の野毛もイメージが変わった街です。正直、以前は、近寄ってはいけないイメージがある土地でしたが、現在は多くのカップルがデートで訪れるようです。特に町の設備の何かが変わったようには思えないのですが、桜木町駅の反対側のみなとみらいという先進的な街に隣接する野毛の昔ながらの雰囲気が支持されているように思えます。

 逆に、イメージが落ちてしまった街もあります。個人的な意見ではありますが、横浜では本牧あたりがここ20年でだいぶイメージが変わっています。

 以前は、マイカル本牧などの大規模商業施設が並び、ブランドものを販売するお店がたくさんありました。超高級住宅地も林立し、芸能人やスポーツ選手が住み、あこがれの町でした。土日になると駐車場がどこも満車で入れなかったことを覚えています。しかし、今で過去の繁栄が嘘のように、商業施設は縮小され、あこがれる人はかなり少なくなってしまったのではないかと思っています。

 これらのイメージはどのようにして変わってきたのでしょうか?

 それは、新しい鉄道の駅だったり、容積率の緩和だったり、自治体や住民の頑張りだったりします。その他にも大学などの誘致や大手のアウトレットモールなどのショッピングセンタの登場により大きく変革しています。

街のイメージ向上は、コントラストにあるのではないか?

 私が考える良い方向にイメージが変わる街の多くは、先進的な雰囲気と古き良き時代の雰囲気が混ざった土地ではないかと思っています。

 なぜならば、北千住も川崎、武蔵小杉、野毛、浅草やスカイツリー付近の特徴を見てみると、古くからある街の雰囲気と、高層ビルや大規模商業施設などが近距離に混在して、訪れた人を楽しませてくれます。

 武蔵小杉も川崎も、綺麗な先進商業施設のすぐ隣には、昔ながらの飲み屋街があります。前述の野毛もみなとみらいとのコントラストで際立っています。北千住も同様でしょう。

 最近の話ではありませんが、原宿の魅力も渋谷や新宿という高層ビルのある繁華街に挟まれた、オアシスのようなイメージがあります。

 みな様の住まれている付近でこのような、先進的なイメージと古き良き時代のイメージがうまくコントラストされて楽しい街はありませんでしょうか?

 不動産投資家として投資を狙う地域を考える際に、このようなコントラストを考えてみるのも良いと思います。

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

根本 伸之