氏神様への初詣 西武池袋線秋津駅から10分ちょっと 大型物件取得をお願いしてきました。大型なのでもう神頼み。^^)

 

  不動産投資を始めて32年になります。 その時代時代で、目的も方法も所有物件も変遷してきました。自宅新築3軒目の用地を取得した際の、やや偶発的な大家業開始、その後15年は節税目的、定年扱いでの早期退職を機に収益不動産に切替えて17年、毎年一棟を買い増してソコソコの規模になり、本来の定年で専業大家になりました。

 62歳で定年を迎えても本当は会社に行きたかったです。会社の仕事は、たまに辛いことや苦しいこともありますが、総合的には勉強をさせて貰って、その上賃金も戴ける、放課後の週3回位の飲み会も楽しく、謂わばいいこと尽くめでした。

 こちらが行きたいといっても先方が来なくっていい、これは結構辛い話ですが、まあ、これは社会の仕組みたいなことなので致し方の無いこととします。

はたと副業であった大家業が輝いてきます

 これまでは殆ど時間を取られない副業であった大家業の存在感が、急に増しました。図らずも専業大家になって、幾らでも時間を投入することも出来ます。銀行開拓は会社を休まなくってもいいし、物件探しもその気になればトコトンできます。

 専業大家になれば、金融機関もある種の安心感があると見えて、融資も積極的になります。片手間ではなくしっかりと賃貸経営ができるからですが、この変化は当然といえば当然でしょう。会社に行けないので、大家業がなければ、趣味や地域活動を努力して見出すしかないところ、大家業に相当な力を注ぎこむことも出来ます。

 今は大家の会も一杯あって、週末の土日はアレコレの行事が目白押しです。会社は首になっても、経済活動、社会活動が容易に出来てしまうのが大家業のいいところです。時間的自由と経済的自由があって、好きなペースで大家業が出来るというのは凄いことなんだと最近思います。

業務量を自由自在に調節することも可能

 元々大家業は時間を取られません。が、暇だからDIYや物件の掃除で時間を費すことも可能です。自主管理しても大して時間はかかりませんが、アレコレの仕事を外注出来る仕組みが整っているのも大家業の特色です。暇だと感じれば全て自分でやる、忙しいと感じたら全て外注する。この中間を行き来すれば気が楽です。業務量の調整は、物件を増やす、減らすことでも容易に可能です。変幻自在の大家業です。

生涯現役も可能

 そういう各種調節が容易に効く大家業は、年齢を問わずいつまでも可能ではないでしょうか。但し、頭はある程度正常な状態でないと厳しいでしょうが。身体的な健康を損ねても、効率は落ちるかも知れませんが、十分に継続できます。電話とファックス、メールが出来れば殆どの用事は済んでしまいます。

 要はボケることなく、ソコソコの判断さえできれば、何歳になっても出来てしまうのが大家業でしょう。同居していた農協の組合長であった祖父は、現役のまま、88歳で病院に入院して亡くなりましたが、生涯現役を地でいった人です。 業種や職種は違っても生涯現役を貫くという意味ではいい手本だったと思います。

 ただ、大家業とて事業なので、気力というものは意外と必要かもしれません。満室にするのも、満室にするという気力がないといけません。ボケるのも辛いですが、気力の維持というのも課題ですね。ボケるか気力が無くなるときの準備として、楽待コラムを始めたのも確かです。

今日もやや個人的主観を最後まで読んで戴いて、誠に有難うございます。^^)