シェアハウスの問題が徐々に明らかに。

こんにちは! 埼玉サラリーマン大家です。

昨年末にも話題に取り上げたシェアハウスの続編です。

私の東京アパートの目の前に、1年半くらい前に新築のシェアハウスが建ちました。その経営状態が著しく悪いのです。。。

なんと、空室率は8割を超えます
しかも、近々すべての部屋が空室になりそうな状況です。。。

 

近隣には、この運営会社が建築した新築シェアハウスが乱立しています。
個人の部屋は4畳半程度の極小面積で、共用のリビングも無い特殊な仕様で、ターゲットも若い女性のみです。それなのに、、、2km圏内に9棟も!

 

そして、その全てで空室率が8割を超えるような運営状況です。

 

東京の好立地で、こんな状況に陥っているような不動産の案件があることに衝撃を受けてコラムにしたのが先月のことです。

 

 

調べてみると、ここ数年で急速に棟数を増やしたようですね。

そもそも、若い女性専用のシェアハウスですから狙っている需要は大きくありません。それに対して、なぜ急拡大するような手法を取ったのでしょうか?

明らかに、需要と供給がかけ離れていることは分かっていたはずです。

 

それにもかかわらず、『30年定額家賃保証』という武器をつけて安心感を演出しています。それに騙されて(?)良い投資だと思った人がいたのでしょう。

 

今は、まだ何とか家賃保証が継続しているようです。

しかし、一部で未払減額などの問題も浮上してきているようですから、そろそろ危険水域に入ってきたように思えます。

 

そもそも、ほとんどの物件で空室率が8割を超えるような状況なのに、オーナーに家賃保証をし続けているのですから、、、運営会社の体力が持つわけがありません。

 

なぜ、こんなことができるのかと言えば、最初に建築費を思いっきり高くして儲けているのでしょう。

そして、新たな新築物件をいっぱい建て続けて利益を出し、それを原資にして30年家賃保証の支払を続けていたということになります。

 

こう捉えてみると、、、前年比を上回るくらいの建築を続けないと立ち行かないスキームです。だからこそ、数年で急拡大となったのでしょう。

なんだか詐欺に似た気配も漂います。

 

しかし、問題が明らかになりつつある今では、新規案件に銀行融資が通らなくなってしまいました。そこで、自転車操業が立ち行かなくなったということです。

 

初めから、いつかはダメになる仕組みだったとも言えます。
経営陣が知らなかったはずはないと思うのですが・・・

不動産業界は、怖い世界です。
裏を取りすぎるくらい、疑ってかからないと危険がいっぱいです。

 

この経営者は有名な方でした。

そもそも、この経営者は『知る人ぞ知る』有名な方でした。
悪い意味で・・・

過去にも、いろいろな案件で大きな事業を立ち上げて問題が巻き起こっているようです。そういう過去から考えれば、確信犯だったのかもしれませんね。今回の案件も。。。

詐欺とまではいかないけど、、、
という感じです。

 

でも、2年前くらいまでは

某新聞にも取り上げられたり、セミナーもバンバン開催したり、
とっても活況でした。

素晴らしい会社のような気にさせるのがうまいのでしょう。

 

そして、トドメの30年保証です!

 

これで、リスクを考えなくさせてしまうのです。30年のシミュレーションを見せられれば損をしない気にさせられます。

でも、30年も運営会社が持ちこたえられるかどうかは別問題です。
自分のお金なのですから、30年保証という甘い言葉で思考停止させられないように注意してください。

その案件が儲かるかどうかを冷静に見極めて、投資するかどうかを決める必要があるのです。投資は自己責任なのですから。

 

今日も最後までお付き合い頂き、ありがとうございました!