お元気ですか、お宝トミーです。

今回のコラムは、利回りだけでは判断できない雪国の基礎知識

というタイトルでお送りいたします。

北の大地雪国北海道、今の時期は雪との戦いです。

それは、年間降雪量4m以上の札幌市ももちろん例外ではありません。

世界でも200万人近く住んでいる都市でその降雪量は驚異をもって伝えられています。

そのような土地柄なので除雪は毎日のルーティンワーク?にもなっています。

自分も物件用にママさんダンプ、スコップは常備、さらに2台の除雪機も用意して臨戦態勢を整えています。

ただ、それだけではありません。

本当の恐怖は、地面の除雪だけではないのです。

今日も最後までコラムにお付き合いいただけたら幸いです。

 

雪庇(せっぴ)ってなんだ?

雪庇(せっぴ)とは、雪のかぶった山の尾根、山頂などに、風が一方方向に吹き、風下方向にできる雪の塊である。 放置すると、自重に負けて崩落するまで際限なく大きくなる。 馬の背と呼ばれる細い尾根に見られる雪庇は、時として滑落の原因として恐れられている。 放置すると山の雪庇と同様崩落して、通行人や家財に被害を及ぼすことがある。近年では無落雪建築の増加などにより、降雪量が多い地域で住宅の屋根のへりに雪庇が出来ることが多い。放置すると山の雪庇と同様崩落して、通行人や家財に被害を及ぼすことがある。(出典:ウィキペディアより)

この雪庇本当に恐ろしいです。冬は常に気にしていなければいけません。

自分は、不動産賃貸業をやる数年前まで雪庇なんて言葉もあまり聞いたこともありませんでした。恐らく大家をやっていなかったら一生関わることもなかったことと思います。

それが、人生の後半戦苦しめられることになろうとは・・・。

 

 

雪庇(せっぴ)落としの恐怖!遠隔大家さんはご注意を!

まずは、1枚の画像をご覧ください

こちら画像は、昨日の28日に写した画像です。

このリーゼントのようにせり出したものが雪庇と言います。まだまだせり出してくるのですが、このくらいのところで雪庇落としをしておかないと、落雪によって玄関・車が埋まってしまいます。さらには人身事故という取り返しのつかないことにもなってしまいます。

吹雪・降雪 → 晴天・日中の温度上昇、以下繰り返しによって雪が降り積もり固まり行き場を失って屋根からせり出し、これが氷になり温度上昇によって一気に落ちたときには人はひとたまりもありません。

以前勤めていた会社でも屋根から氷の塊(大きなつらら)が落雪して(幸いなことに人は乗っていませんでした)車が大破した場面を目撃したことがあるので、その衝撃と恐怖はいまだ忘れていません。

次は2階の屋根の様子

 

毎年恐怖を乗り越えて屋根に上ります。ちなみに業者に頼むと雪庇落としのみで約2万円(作業員2名)、除雪費用は4トントラック1台1万円くらいは最低かかるのではないかと思います。

遠隔大家さん、冬のコストで家賃くらいは月単位で簡単に吹き飛びますので、ご注意を!

屋根の雪を除雪中。軽く1m以上はあります。おまけに重い(笑)。この雪をスコップで掘ってひたすら地上に落とします。人力は辛い!

下の玄関と駐車場は入居者の出入りがあるので、必ず声かけをしてから雪を落とさなければなりません。北海道はトタン屋根がほとんどなので除雪の際も滑らないように足もとには注意です。例年、屋根の雪落としで数名の人が事故でお亡くなりになっています。それくらい危ないものなのです。

最後の画像は、雪庇を落としたあとです。

ここまでの所要時間約2時間。でも、もちろんこれだけで終わりではなく、駐車場と玄関の除雪もしなければなりません。

このように特に豪雪地帯の物件を所有していると利回りだけでは判断できないコストがかかります。

特に、雪庇は南東方向に出来やすくなるようです。

そして、画像の物件もご多分に漏れず南東の方角に面していました。

読者の皆さんも、雪の降る地域で物件を買われる際は、出来れば方角(玄関の向いている側)も必ず確認してください。

今日のコラムが少しでもみなさまの参考になったのなら幸いです。

それでは、今日はこの辺で