皆さんこんにちは!パテント大家ATSUSHIです。

 

本日は「新築アパートの衝撃の実態」と題して、私の地元近くの地方エリアにおける新築アパートの実態について赤裸々に綴ります。

 

依然強気なアパートメーカ、ハウスメーカ

 

新築アパートの建設ラッシュでアパートメーカ、ハウスメーカのバブル感は新聞やニュースでも頻繁に取り上げられております。

 

建設ラッシュは多少減少傾向とはいえ、アパートメーカ、ハウスメーカはまだまだ強気な販売攻勢の印象です。さらには、その強気な販売攻勢のせいもあってか、依然新築アパートのニーズはそれほど衰えていないように感じます。

 

私としては、新築アパートのオーナさんは本当に大丈夫かな?という疑問(※世の中の一般的なオーナさんへの疑問であって、戦略的にやられている方は除きます)もあり、私の地元近くで実際に感じ取った新築アパートの実態について、本日のコラムにてお話ししたいと思います。

 

なお、本日のお話は、地方エリアに新築アパートをお考えの方にとっては、決してレアケースではなく誰しにも起こり得るものだと強く感じます。

 

地方エリアにおける新築アパートの実態やいかに・・・

 

本日のお話の地域は、阪神間のベッドタウンとしては少し離れたところにある兵庫県内の地域です。この地域は、一応神戸の中心部は通勤圏内のため、僻地というほどではない、少し田舎の地域というイメージです。この地域における、あるローカル駅に近い場所に、昨年一年間で4棟40戸ほどの新築アパートが建設されました。

 

首都圏の駅近の立地で40戸の賃貸住宅が増えたところで、これは誤差の範囲でありさほど気にするものでもないと思いますが、買い物等には車が必要になるような不便な場所で、居住するにあたっても大きな魅力がないような田舎の場所に、

4棟40戸の新築アパートの供給は過剰としかいいようがない

と思います。

 

その新築アパートの内訳は、

大手ハウスメーカによるものが1棟

大手アパート専業メーカによるものが2棟

そして

共同住宅建売業者によるものが1棟

というものでした。

 

確かに最寄りのローカル駅までは徒歩3分という駅近の立地ではありますが、この駅はなんと無人駅であり、乗降客数も一日3ケタに届くかどうかの地域です。

 

こんな場所に新築アパートを建設し満室にできるなどと、どのような根拠で判断したのか、私個人としては建設時から極めて不思議でした。

 

そんな中、最近実家に帰省した私は、たまたまそのエリア近くを通ったため、上述の新築アパートの入居状態を興味本位で確認してみることにしました。そして私は驚きの入居状態を知ることになりました。

 

その驚きの入居状態はというと・・・

 

●1年ほど前に建てられた大手アパート専業メーカの1棟の入居率は約50%

●その直後に建てられた大手アパート専業メーカの入居者はたった1部屋

●昨年10月頃に建てられた共同住宅建売業者によるアパートの入居者はゼロ

●昨年11月に建てられた大手ハウスメーカのアパートの入居者は1部屋

 

という状態だったのです。

 

私は入居者募集の折り込みチラシも見ましたが、

別段魅力的なものはなく、家賃も新築ということで高い価格が設定されており、

当然の帰結といえばその通りだな

という感想を私は持ちました。

 

おそらくこれらの物件は、サブリースあるいは満室保証などで購入されているため、そのオーナさんの資金繰りについては当面問題はないと考えられますが、

契約期間が終われば大変なことになる

のではないでしょうか。

 

まだ、サブリースで返済計画に沿って今のこの現状が想定内なのであれば問題ないと思われますが、

こんなはずじゃなかったというのが実際の現状で、仮に購入時1回のみの満室保証ならこれはもう本当に深刻な事態

なわけです。

 

正直、これらの新築アパートについては新築という点以外は全く魅力のない物件で、周辺の廉価築古物件のほうが家賃が安いため、それらのほうがまだ魅力的だと思います。これらの新築物件から退去が発生し、新築プレミアムが使えなくなるとさらに状況は深刻なものになるでしょう。

 

2023年に予想されている世帯数減少と新築アパートの飽和状態により、新築着工数半減も時間の問題なのではないでしょうか。

 

本コラムをお読みの読者の中で、地方のエリアにおいて新築アパートの建設をご検討中の方がいらっしゃいましたら、今一度冷静になって立ち止まり、本当に勝ち目があるか否かの事前のシミュレーション・調査を徹底的に行うことをおススメします。

 

なお、私自身は今は焦らずにしっかりと勉強して、もう少しよりよい判断ができる目を養っていきたいと思っています。

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!