みな様、根本伸之のコラムをお読みいただき誠にありがとうございます。

 30年家賃保証、サブリース、シェアハウスをキーワードにした不動産投資家を事実上だますようなかたちとなった事件や、仮想通貨での数百億円分の盗難事件など最近投資に関する事件がたくさん起きています。また、ここにきて、年始に大きく上昇した株価も下落気味です。

 このような事件が起きると、投資にかかわっていない人やマスコミは、「それ見たことか!」「だから言ったでしょう!」「投資は危険!」「こつこつ働いて貯金がいちばん!」「あぶく銭を稼ごうとした欲の皮が厚い奴ら、いい気味だ!」などなど、これらのように投資に対するネガティブな対応をするようになってきます。

 ネガティブキャンペーンの結果、株式も不動産も仮想通貨もしばらくの間は下落していくことになると想定できます。特に仮想通貨と不動産は、イメージが悪くなってしまうことで、しばらくは取引規模が縮小してしまうことでしょう。

 一般に投資ものは、価格が下落してしまうと、多くの人たちの投資意欲も下落してしまいます。なぜならほとんどの人が短期的には損をしてしまうからです。

 しかし、毎月の家賃収入目当ての不動産投資であれば、少し違います。

 転売や売却益を狙った投資をしているのならば、価格下落は事業や投資の失敗という位置づけになり、すぐにでも自分の所有する物件を売却したくなりますが、インカムゲインを狙った不動産投資は、所有物件の市場価格が下落をしても毎月のキャッシュフローが少なくなるわけではありません。

 むしろ投資を増やしていきたい人からすれば、利回りの良い物件を見つけるチャンスになってきます。いままで価格交渉に全く応じなかった物件でも価格交渉に応じてくれる可能性が出てきます。

 やはり投資は、「みんながやっているときは休止し、みんながやらないときに始める」ことがもうかる秘訣なのかもしれません。

 もし、私の予測通り不動産価格が下落するならば、良い物件を見つける良いタイミングがやってくることでしょう。

 これまで物件価格が高く買えなかった人には朗報かもしれません。

 例えば、転売業者の所有する不動産を価格を下げても処分したいと思っているかもしれません。ここ数年は、物件が高騰していたので、売主の心理としては、「高く売れるなら売却してもいいな」の状態でしたが、不動産価格がいったん下落すると転売業者を中心にもっと下がるかもしれない不安があり「早めに売らなくては」ということになってきます。

 このようなタイミングに買える人が、成功をつかむのだろうと考えます。

 最後までお読みいただき誠にありがとうございます。

根本 伸之