先日、FP仲間の勉強会&懇親会に参加してきました。

その中に、私と同じ銀行の経歴をお持ちの方がいらっしゃいました。

本日はその人の生き方について共感した点についてお話したいと思います。

某メガバンクから出向。そして独立

かなり勝気な性格の方で、銀行員時代はトップセールスマンだったそうです。

業績はキッチリ上げるのですが、上司に媚びることなく、どちらかというと、出る杭は打たれる側のタイプの方です。

顧客志向で誰よりも勉強し、為替については何十年もマーケットを見続け、お客様のために営業することに生きがいを持たれていました。

ですが、当時の上司と喧嘩し出向。出向先は傘下の不動産部門の子会社でした。

そこで3か月で宅建に合格し、今度は不動産営業で頭角を現します。

しかしそこでも上司と激突。御年も定年が近くなり、退職金も年金もかなり出ることから出向先を退職。

現在は、不動産仲介業の一人親方とFPの2足のわらじで、やはり営業をしています。

既に十分な退職金と年金を貰って余裕のある方ですが、去年は数億円の売買を両手仲介されたそうで、営業収入が1,000万円ほどになったそうです。

生活費は年金で賄えているので可処分所得もほぼ1,000万円でしょう。羨ましい限りです。

そのお金で不動産賃貸業をやりませんか?

「そんなに自己資金があるなら、ご自身で不動産賃貸業をやったらどうですか?」

私はビールを飲みながら思わず口にしてしまいました。

「自分ではやらない。自分でやると欲がでて客観的な判断ができなくなるんだ。どうしても主観が入るんだよ。株でも為替でも、ここで損切りするという冷静な判断を、お客様には伝えることができるけど、自分だとダメなんだ。不動産も同じだよ」

なるほどと感じました。銀行の営業マン時代から、この方はマーケットを見続けて客観的な立場に徹することで、営業力を発揮してきたのでした。

その姿勢が退職された今でも変わらず、貫いているポリシーに感じ入りました。

今に至ったことについて

不動産賃貸業はストック商売。大きな借入金でリスクをとり収益を狙っています。

かたやその方は、不動産も借金も持たず、マーケットとクライアントを見続けて、営業で生計を立てていて、しかもそれを楽しんでいます。

不動産と借入金を持つ私と、不動産も借入金も持たないその方は対照的ですが、身軽で飄々とした姿には、そういう生き方もアリかなと感じる飲み会でした。

小売業が商品在庫を抱えるリスク。

サービス業が従業員を増やすリスク。

製造業が設備投資するリスク。

不動産賃貸業が借金するリスク。

人生いろいろ。リスクもいろいろですが、生きてる限りなんらかのリスクと共生しています。

あとはどう生きたいか。私は不動産賃貸業が楽しいので、まあ今はこれでいいと思っています。利回りやCFと同じくらいの価値観があるということです。

わたくし事を綴りましたが、本日もお読みいただき、ありがとうございます!