「案ずるより産むが易し」ということわざがあります。

「案じるより団子汁」ということわざもあります。

これらはほとんど同じような意味で、

心配ばかりしていても何も始まらない、

実際にやってみればそれは意外に簡単であったというような意味です。

 

これは不動産投資でも通用することわざではないでしょうか。

リスクのことばかり気にし過ぎるあまりなかなか行動に移せない人が居ます。

リスクをしっかりと把握し、そのリスクを最小限に納めることは必要です。

しかし、いくら頑張ってもそのリスクはゼロにはなりません。

不動産投資のリスクをゼロにするのは不可能です。

不動産投資を実践している投資家は皆、

多少なりともリスクを背負っているのです。

こうしたリスクを無くそうとしていたら、

いつまで経っても始めることはできません。

何のリスクも無く投資ができ、そこから利益を得ることができるのであれば、

既に多くの人々がこぞって実践しているでしょう。

でも何度も言いますがそんな投資はありません。

 

不動産投資においては特に感じるのですが、

実際にやる前と後では全く気持ちの持ち方が変わります。

私自身も不動産投資を知って色々と勉強し実践を前にしたとき、

リスクを把握し、とても多くの不安を抱いた記憶があります。

この状況の中、大家さんの飲み会に出席したときのことです。

ある不動産投資家が、

私が不安で一杯だという話をした時にこんなことを言ってくれました。

「最初は皆不安があるよ、大きな借金をする訳だし。

だけど実際に行動してみると不安に感じていたリスクは、

意外に大したことなかったとわかるんだよね!」

とこんな話をされました。

このときは「そんなもんかなぁ?」なんて思っていました。

でも今では当時私にアドバイスしてもらえた言葉の意味は良くわかります。

これは実際に経験してみなければ自分が勝手に抱いていた不安が、

如何に小さかったかということがわからないということでしょう。

こればっかりはいくら説明しても理解するのは不可能なのです。

 

ただ、だからと言って安易に始めてしまうのも問題です。

どんなリスクがあるのかはしっかりと把握した上で、

ちゃんと周りのアドバイスも聞くことが重要です。

そうした準備を入念に行った上で多少はリスクが残るものの、

大きな問題が無ければとりあえず行動してみることが重要だと考えます。

 

人はそれぞれ性格の違いがありますので、

なかなか簡単には冒険できないものですが、

投資というお金儲けをする以上はある程度の「覚悟」は必要だと考えます。

 

戸田 匠