こんにちは。戦慄大家です。
さて、前回のコラムで詳しく記事に書き上げておりましたとおり、入居付に関して、専任媒介でお願いしていた仲介業者2社(C社とO社)から立て続けに、いわゆる「囲い込み」をされていたという趣旨の内容までをお伝えしていました。
危機的な赤字キャッシュフローに!!
この再起2号物件を満室にすべく奮闘していた戦慄大家。
このままではゼロ室入居状態で、繁忙期に突入してしまう、との焦りを感じ始めました。
物件引渡からの2か月間、家賃が全く入ってこない一方で、ローン返済やら、保険料の支払、税金の支払、その他諸々細かい支出等で、2か月連続して○○万円の赤字となってしまいました。
いや、きっと読者様はもっと具体的な金額まで興味がおありでしょうから、恥を忍んで、この際、赤裸々に具体的な金額もさらけ出します。
2か月でなんと約100万円のマイナス・キャッシュフローとなってしまいました。
このままでは本当にまずい状況です。まさに、おしりに火が付いた状態とはこのことです。
専任媒介のデメリット: 囲い込み
そこで、そんな危機的状況から脱出するために戦慄大家はどうしたのか?
同じような苦境に立たされている大家さんも少なからずいらっしゃるのでは、と思い、私のつたない体験ですが、参考になる点もあるのではと思い、シェアさせて頂きます。
まず、はじめに実施したことは、O社に専任管理及び専任媒介から即時に下りて頂きました。
なぜなら、(C社が)ネット媒体への掲載を制限するようでは問題だ、と指摘してくれたのはそもそもO社の某仲介店舗の店長だったのですが、その当のO社の仲介店舗が自ら、いざ専任媒介の立場になった途端、SUUMO掲載不可、との制限をかけていた点が発覚したからです。
しかも、1室も入居付に結び付いていない事実を戦慄大家自身、重く受け止めざるを得なかったからです。
結局、専任媒介の形態ですと、業者さんは「囲い込み」を行う確率が高いです。
いわゆる「両手取引」を狙っての故です。
(ちなみに、世界的にみても、このような利益相反の行為が実質、野放しにされている国は、戦慄大家が知る限り、先進国では日本ぐらいのようです。)
次に行ったことは、可能な限り数多くの仲介業者さんに営業に回って、入居付のお願いをしたこと。
そんな中、やっとポツポツと内見の案内が入り始めたのはもう繁忙期に突入してからのことでした。
やはり、基本に忠実に立ち返り、自らの身体を使って営業したことが、少しずつゆっくりとですが、結果として実を結び始めました。
次回のコラムでは結局、再起2号物件がその後どうなったか、お伝えします。
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