このコラムでも何度か紹介していますが、

建築施工業者の見つけ方を教えて欲しいという要望を聞きます。

また方々でも多くの質問を受けることがあります。

これは非常に難しい問題であり簡単に判断する術がないのです。

 

私的には、

実際の施工物件を見せてもらうか、

実際の建築現場を見学させてもらい、

対応姿勢を見るのが良いと考えます。

こうした依頼をするだけでも面倒臭がったり、

あまり前向きでなければその時点であまり良い業者とは言えません。

施工に自信のある業者は「どうぞどうぞ是非見て下さい!」となります。

 

そして実際に施工物件や工事を見に行くときは、

建築に詳しい人を同行させて下さい。

できれば建築士が望ましいのですが、身近に頼める建築士が居なければ、

準ずるレベルの人でも良いでしょう。

一人より二人、二人よりも三人と言う様に多い方が良いです。

人数が多い方が相手もいい加減な対応はできない上に、

いい加減な発言もできません。

そして気が付くことも多いのです。

これを一人で対応してしまう場合、

建築業者や建築現場の特殊な雰囲気に呑まれてしまい、

肝心なところを見落としがちになってしまいます。

 

建築施工業者には色々と質問してみると良いでしょう。

素人っぽい質問でも全然問題ありません。

むしろそういった素人質問にも真摯に答えてくれなければダメです。

私はあえて「コンクリートとモルタルの違いって何ですか?」

なんて質問してみます。

ここを鼻で笑うようであればダメですね。

勿論私は建築士だなんて名乗っていない場合です。

 

案外建築物や建築現場の見学は役に立つものです。

色々なものを感じ取ることができます。

何が悪い訳ではないのですが、

この建築業者にはお願いしたくないかな?なんて思うこともあるのです。

 

工事業者の選択は新築だけでなく、既存物件の修繕でもお世話になります。

そのため、不動産投資をやり続けている内はお世話になるので、

自分の好みの建築業者を見つけておくと良いでしょう。

何度も工事をお願いして、担当者とも意思疎通ができてくれば、

大変心強い「協力者」となります。

こうした協力者ができると、

他の業者を紹介してもらうなどのメリットも生まれます。

この様な状況を作ることができれば、

もう業者選定に困ることもなくなってきます。

何事も最初が難しいのでそこは辛抱のしどころでは無いでしょうか。

 

戸田 匠