皆さん、おはようございます。
元ビジ大家です。
「不動産」という言葉は、 「動産」に対する言葉として「動産にはあらず/
不・動産」と解釈できますが、別の見方をすれば「不動(動かさずに)産(う)
みだす/産(む)す」とも解釈できます。
~お盆~終戦記念日~の時期でもあるので、今日はちょっとそんな話をして
みたいと思います。
自分の子どものことを「ムスコ、ムスメ」と言います
共通して使われているのは「ムス」という言葉ですが、これは国歌『君が代』の
歌詞「苔(こけ)の産(む)すまで」に使われている「ムス」と同じです。
不動産の「産」にも「ムス」の意味が込められていると(多少のこじつけも
含めて)解釈できます。
「ムス」には、繁殖する意があります。
転じて「生む(産む)/生まれる(産まれる)」という意味を持つように
なったとされています。
その「産(む)す」に男性を表す言葉の「子」がついて「産す子→息子」と
なり、女性は「産す女(め)→娘」になりました。
どうしてムスコに「息」の字を充てるようになったのか?というと、
「息」は生命・息吹・呼吸を表す言葉なので「息をする → 生息する
→ 殖(ふ)える・殖やす」という意味が連想され、やがて「息」と「産す」
は同じような意味を持つ文字とされたから……だそうです。
不動産投資でも家賃収入という金銭を「産(む)す」ことが大事
息子も娘も元々は、命の誕生や子孫繁栄の喜びの意味がある「産(む)す」
から来ているわけです。
同じように、不動産投資では「お金を投じた後に新たなお金を産み出し、
殖やし、その収益を享受する」ことが醍醐味にあると思います。
新たなお金……という点が大事なところで、不動産投資を行なうことで別の
お金を得ていく流れがなければ「産す」意味が成り立ちません。
ちょっとした言葉遊びの類かもしれませんが、不動産投資について少し立ち
止まって普段考えもしないような観点からとらえてみると、いつもは気づけ
ないような新たな喜びや楽しみが湧いて面白いと思います。
「産す」……という発想を持つことは、不動産投資において大切なことだと
思います。
本日もお読みくださりありがとうございました。
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