皆さん、おはようございます。
元ビジ大家です。
NIKE創業者フィル・ ナイトの自伝「シュードッグ」という本に
このような言葉があります。
ビジネスで「利益は血液」と言われるが、人間の生きている目的が「血液を
生み出す事でない」のと同じように、ビジネスをする目的もまた「利益を得る
事ではない」。
確かに人は誰しも血液を生み出すために生きているわけではありません。
生きるために血液を産み出している……といったほうが共感できます。
ビジネスも同じで、企業は利益を生み出すために存続しているのではなく、
むしろ存続するために利益を生み出している……といったほうが正解だと
思います。
企業の主な目的は「利潤の追求と理念の追求」
ビジネスでは利益(利潤)を追求せざるを得ないのも事実ですが、そのステージ
を超えて突き抜けた成功や人生を送る人ほど「利益を生み出す以上の何らかの
目的やビジョン・ミッション」を持っている場合が多いような気がします。
そういう人は常に「夢」を持って生きています。
そして、そうした夢など何かを持っている人でなければ、その先のステージに
到達したりさまざまな人脈と繋がることは難しいのかもしれません。
不動産投資は「不動産賃貸ビジネス」でもあります。
ビジネスを行なう以上「利潤追求」は当然としても、それはある意味では
最低条件であって、大切なのはそのうえで「何を成せるか?」……にある
ように思います。
つまり、不動産投資で生計を立てた先のステージに行けるかどうか?の視点を
持つことが、ある段階からの不動産投資家にとっては大切なことになると
思います。
仕事でも100を目指すと95にしか届かない……
仕事で100を目指していると、人の心には目に見えないブレーキがかかって
不思議と95くらいで止まったりします。
企業の目標達成でよく言われるのは「目標数値を目指すのではなく、目標の
1割増しを目指せ!」ということです。
つまり100ではなく110を目指せば、多少の心のブレーキを加味しても
102~105くらいには到達できるので、結果として100という目標を
達成することができる……ということです。
目標達成をするための一つのコツです。
今、私自身も物件を所有する単なるオーナーという次元から抜け出して、
その次のステージへ行けるかどうかを挑戦心と共に模索している最中です。
ビジネス/経営者/投資家……というのは、孤独との戦いであったり、
決断と決断のせめぎあいに悩まされるものです。
揺らぐことのない信念を持ち、哲学を携え、自分の目的を見失わないように
芯を強く持つことは大切だと思います。
そんな不動産投資家になって人生を幸せに生きていけるように心がけることを
やはり忘れてはいけないな……と思う今日この頃です。
本日もお読みくださりありがとうございました。
プロフィール画像を登録