年明け早々、原因不明の発熱やらめまいやら、最後にはインフルエンザで2018年のスタートダッシュに出遅れてしまった「空を飛べなかった大家さん」です。しかし、2月からは体調も戻り、アパートの空室も繁忙期に許容範囲まで埋まってきたため、やっと落ち着いてきました。

  ところで、以前のコラムで「物件売りませんか?」のはがきが多く舞い込んで来たお話と「ご所有の区分マンション売りませんか?」の電話がかかって来たお話をしましたが、今年に入ってからは、「区分マンション売りませんか?」の電話が売却後であるにもかかわらず以前にも増して、ひっきりなしにかかって来る様になりました。

 

所有していた区分マンションは、半年前に売却済みなのに?

 

 「売りませんか?」の電話は、間違いなく登記情報をもとにマンション名と部屋番号まで分かっていてかかって来ます。なので、一本釣りな訳です。そのマンション限定で「買いたいお客さんがいるので売る気はありませんか?」と言った具合です。

  話は限定的かつ具体的。そこまで緻密に活動しているのに何故半年も前に売却済みの前オーナーに電話して来るのか不思議でなりません。

業者さんは一体いつの情報で営業しているんでしょうか?

何故、同じ時期に電話が集中するんでしょうか?

疑問がどんどん湧いて来ました。

 

かかってくる電話ごとに担当者とじっくり話してみるとある共通点が・・・

 

共通点①:名簿は購入⇒いちいち自社で調べて作っていたら大変。

共通点②:そのマンション限定と言いながら、「それは売却済み」と言うと必ず「他に物件をお持ちではないですか?」と聞いて来る。

共通点③:購入希望者は個人ではなく企業。投資と言うより実需。  よく聞くのが  「社宅として」

  ※ 余談ですが、企業経営の観点からは投下資本利益率向上のため余計な資産は売却するのが通常で、少し前は逆に社宅を売却する企業が多かったのですが・・・

 

結局、まだ買いたい人が多い??と言うことの様です!

 

  私の感覚では、もう購入したい人は少なくなって、市場は冷えて来ていると思っているのですが、売却を求めて電話して来る業者さんの話は、「いえいえ、まだ購入希望者はたくさんいます。物件をお持ちでしたらとにかく情報を教えてください。好条件で売却のご相談に乗ります」と言うのです。結局古い情報で電話しても、物件所有経験のある人は一般の人より、他の物件を所有している確率が高いため、たとえ指定の物件が無かったとしても他の所有物件の仲介が出来ればオッケーと言うことの様です。

  同じ名簿が出回って複数の業者さんが同じ時期にその名簿で電話攻勢をかけてくるから時期が集中するんですね。

 

都内の企業が神奈川の物件を探している?

 

  私にかかって来た最近の「物件売りませんか?」電話はすべて都内の業者さんでした。そしてその電話のきっかけはすべて新横浜の区分所有マンション(1R)でした。このコラムをお読みの方の中には同じ様な電話を受けている方もいるのではないでしょうか?もし売却をお考えでしたら、以下参考になれば!

① 私は昨年9月にその区分マンションを売却しました。売却価格そのものは申し上げられませんが、仮にX万円とします。

② 「売りませんか?」電話の最初は、昨年の1月頃でした。その際の購入希望者の希望価格はXマイナス150万円でした。

③ その後複数の業者さんから「購入希望者を複数抱えているので売ってもらえませんか?」とお願いされました。最終的には1社を選び売却希望価格X万円での媒介契約を結びました。

④ 即座にXマイナス100万円での購入希望がありましたが、当然断りました。その後は、Xマイナス50万円、Xマイナス20万円のオファーがありましたが、X万円未満では売却しないと宣言していたため満額希望者が現れるまで待つことに。

⑤ その後ほどなく満額購入希望者が現れてしまったため昨年9月にX万円で売却。

⑥ 売却後にかかって来た電話の相手業者さんに売出し価格はいくら位と考えているのか聞いてみると、Xプラス100万円〜Xマイナス100万円の範囲でした。結構面白い範囲ですよね!

 

上の⑥の数値をどう考えるかは、皆さんにお任せします。

そこは、売出し価格と成約価格をどう見るかです。

 

今回もお付き合いいただきありがとうございます。

もしかしたら、中古木造アパートも高値で売れてしまうのかなぁ・・・!