こんにちは、サラリーマン大家のTAKAです。

本日は、固定金利の動向ということで、固定金利のレート決定要因であるスプレット(金融機関の利ざや)をテーマにコラムを書いていきたいと思います。

1.おさらい

以前のコラムでは、固定金利の構成要因を

①金融機関の資金調達金利+②金利固定化のコスト+③スプレット(金融機関の利ザヤ)=固定金利

としましたが今日は最後の③スプレット(金融機関の利ザヤ)について取り上げたいと思います。

2.スプレット(金融機関の利ザヤ)

スプレットは純粋な意味での金融機関の儲けの部分になります。

例えば市場連動金利の場合には、契約上もこの利ザヤの部分がはっきりと明示される場合があります。

 

例)1か月物LIBOR+0.5%といえば、「0.5%」が銀行の利ザヤ

 

一方で、固定金利の場合には、契約上は単位「2.0%」という形で上記の①~③の合計が丸めてかかれているので、スプレットすなわち利ザヤの部分が明示されないことが多いと思われます。

3.融資の期間と利ザヤ

一般的には、融資の期間が長いほど金利が高くなります。

よくある説明では、融資の期間が長いほど貸し倒れ(融資が返済できなくなる)リスクが高くなったり、金利変動の可能性が高いため、金利が高くなるといったことが説明されます。

確かにそうった面もなくはないですが、今の環境下では実はそういった不確実性といった要因よりも、単に金融機関が長い期間の融資にスプレット(利ザヤ)を多めに乗っけているといった要因の方がはるかに大きいと思っています。

例えば、5年固定と10年固定の金利を比較した場合には、今の環境下では、②の金利固定化のコストはそれほど変わりません(せいぜい0.1~0.2%の違い)。

(金融機関の営業政策の違いもあり、すべての金融機関が同じとまではいえないものの、概ね同じような構造にあると考えています)。

4.おわりに

スプレットの部分は純粋な金融機関の儲けの部分であり、この部分については交渉の余地があります。おそらく高属性の方であれば、この部分を減免してもらえる可能性は相応にあるとは思います。

しかしながら、超低金利環境の中で、苦しい金融機関の収益環境の中で、あまり無理を言い過ぎると逆に金融機関からソッポを向かれる可能性があるのでご注意ください。

お金を貸す側も借りる側もビジネスとして成り立つことが重要だと感じます。

(以前のコラムでいただいたコメントから、締めを考え方を拝借)。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

(もし、ご質問等があれば、コメントいただければ極力回答しようとは思います)。