皆さんこんにちは!パテント大家ATSUSHIです。

 

本日は、「経年後のバカにならない太陽光パネルの廃棄処分費用」というテーマで、私なりの考えを綴りたいと思います。

 

経年後のバカにならない太陽光パネルの廃棄処分費用

 

太陽光発電の売電価格に関しては、例えば住宅用については、平成22年以前においては48円/kwhだった中、平成30年度は26円/kwh、平成31年度は24円/kwhと大幅に減ってきています。

 

そんな中、将来の大量破棄に備えて、行政が不法投棄や放置を防ぐために、今年度からは、太陽光パネルに関して、廃棄費用の積み立てを義務化しました。さらには、仮にそれが進んでいなければ、改善命令を出せるようにしたようですね。

 

家電リサイクル法や自動車のリサイクル費用のように、太陽光発電設備に関しても負担者を明確にしていかないと、相当数ものの太陽光パネルが破棄されることが危惧されているわけで、それは全産業廃棄物の6%にまで増加する、という予想も一部ではなされています。

 

このことからも分かるとおり、太陽光パネルが仮に不法投棄でもされようものなら、確かに大変なことになると思います。

 

もともと廃棄費用は、パネル建設費などの5%程度で試算されて、売電価格に計上されているようなのですが、

メーカ側の努力等により、

仮に設備費用が半値以下にでもなってしまえば、

廃棄費用はそれの「10%近く」になってしまう

わけです。

 

この「10%近く」という数字は、

太陽光発電装置のライフサイクル収支に大きく影響する数字

と考えます。

 

(メーカ勤務の私としては、関連機器が安く製造できるようになり、半値以下で提供できるようになることは十分にあり得ることだと考えていますが、その一方で、廃棄費用が同じように半額になることは中々ないのではないか、と思います。)

 

ちなみにこの廃棄費用に関する見込みは、太陽光パネルの耐用年数を25年から30年と見込んだうえでの数字であって、

実際にこれをフィールドで検証したわけではありません。

 

あくまでこれは、研究室の促進テストなどで評価した年数であって、

実績ベースでは未知数

といえるのではないでしょうか。

 

よって、

もっと早いタイミングで劣化する可能性も否定できず、

廃棄のピークは実はもっと近い将来なのかもしれない

という考え方も、一つの考え方としてできるのではないか、

とメーカ勤務の私としては強く感じます。

 

もしかすると、

銀行から多額のローンを組んで投資された方にいたっては、

とても廃棄費用を積み立てる余裕はない

かもしれませんが、将来的に、

強制的な積立や売電料金からの天引きなどが仮に始まってしまうと、

当初想定していた収支とは大きく違ってくる

ことになると思います。

 

よって、

将来的な太陽光パネルの廃棄処分費用も

しっかりと織り込んで投資判断すべき

と強く思います。

 

色々な業者から太陽光発電投資の提案があり、その多くがバラ色の将来を描いた提案ばかりかと思いますが、これから太陽光発電投資をお考えの皆さまにおかれましては、今一度、将来の破棄処理費用のコストはもちろんのこと、将来的な買い取り価格の低下など、種々のリスクもしっかりと踏まえたうえで収益計算をし、その結果に基づいて投資判断をしていただきたいと強く思います。

 

以上、本日は「経年後のバカにならない太陽光パネルの廃棄処分費用」というテーマで、私なりの考えを綴らせていただきました。本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!