こんにちは、サラリーマン大家のTAKAです。

本日は、銀行のアパートローンの残高の観点から金融機関のうち、特に銀行(都市銀行、地方銀行、第二地方銀行)の融資の動向を見ていきたいと思います。

今回は平成30年4月末の数字です。

1.銀行のアパートローンの残高

過去のコラムでも紹介いたしましたが、全国銀行協会という組織が公表している銀行のアパートローンの残高について、平成30年4月末の数字が公表されているのでその数字から銀行の融資の動向を見ていきたいと思います。

3月期末残高が大幅増加しているのでそれを考慮してみていく必要があります。

統計は、

都市銀行等(3メガバンク、大手信託銀行等)

地方銀行64行

第二地方銀行41行

の3つに銀行を分類し、それぞれの業態の月末の貸出残高が公表されています。

なお、アパートローンに積極的な一部の新興系の銀行は統計に含まれていないようです。

2.アパートローンの残高の分析

それでは(1)都市銀行等、(2)地方銀行、(3)第二地方銀行の残高の推移をみていきたいと思います。

(1)都市銀行等

平成29年6月末残高

82,165億円(前月比▲248億円 ▲0.3%)

平成29年12月末残高

80,972億円(前月比▲243億円 ▲0.3%)

平成30年2月末残高

80,541億円(前月比▲135億円 ▲0.2%)

平成30年3月末残高

82,552億円(前月比1,980億円 +2.5%)

平成30年4月末残高

82,322億円(前月比▲200億円 ▲0.2%)

→ 3月末の期末による大幅増加から、約定返済分程度の減少。新規の融資はあまりないということかと思われます。

 

(2)地方銀行

平成29年6月末残高

112,230億円(前月比+623億円 +0.6%)

平成29年12月末残高

114,875億円(前月比+411億円 +0.4%)

平成30年2月末残高

115,283億円(前月比+249億円 +0.2%)

平成30年3月末残高

116,309億円(前月比+1,026億円 +0.9%)

平成30年4月末残高

115,608億円(前月比▲701億円 ▲0.6%)

→ 大幅な減少!ここまでの減少の要因は不明。かぼちゃの銀行もここに属していますがその影響かどうかは今のところ不明。

 

(3)第二地方銀行

平成29年6月末残高

30,975億円(前月比88億円 +0.3%)

平成29年12月末残高

30,602億円(前月比91億円 +0.3%)

平成30年2月末残高

30,169億円(前月比▲258億円 ▲0.8%)

平成30年3月末残高

30,336億円(前月比+197億円 +0.7%)

平成30年4月末残高

30,388億円(前月比+22億円 +0.1%)

→ つつましやかな増加。多少積極的なところもあるのではと推測

3.おまけ

今回はおもしろい数字がでていたので昨年4月末との前年同月比の比較の数字も見てみました。

この1年で地方銀行のみが大きく残高を伸ばしていることがわかります。

都市銀行等  前年同月比▲583億円(▲0.7%)

地方銀行   前年同月比+4,501億円(+4.1%)

第二地方銀行 前年同月比▲439億円(▲1.4%)

4.まとめ

今回は地方銀行の融資残高の急減があり、理由を調べてみましたがわからず・・・。

しかし、地方銀行の前年同月比の大幅な増加の一因は例のシェアハウス融資の増加も一因となっているのではないかと推測されます。どこの業態の銀行が貸出を増やしていたのかは一目瞭然で地方銀行ということがよくわかります。

この先はどうなっていくのか、地方銀行の4月末の残高の大幅減少が、今後の融資の動向を示唆しているのか少し注目する必要がありそうです(なんらかの要因を推測できればコメントいただければと思います)

本日も最後まで、お読みいだたきありがとうございました。

(もし、ご質問等があれば、コメントいただければ極力回答しようとは思います)。