皆さん、おはようございます。

元ビジ大家です。

 

クイズやレジャー施設にある「迷路」というのは、「入口は一つ、出口も一つ、

でもその途中経路は複雑でいくつも道がある……」という構造になっています。

 

迷路で遊ぶ人は通常「入口」から入り、途中の枝分かれした道のいずれかを

選択しながら「出口」を目指して進んでいきます。

 

やがて行き止まりになって初めてその道が誤りだったことに気づくことも

あります。

 

そうした場合は元の枝分かれのところまで戻り、別の道を選択し直して進んで

いきます。

 

それの繰り返しが、こうした迷路ゲームの遊び方/攻略法です。

 

多岐亡羊(たきぼうよう)という言葉があります

 

逃げた羊を追いかけるうちに道は二手に分かれ、また二手に分かれ、またまた

二手に分かれていく……追いかけていく道が2つ、4つ、8つとどんどん分岐

していくため、やがて羊の行方はおろか自分がいる場所すらわからなくなる……

という意味です。

 

そんなときに重要なのは、決して闇雲に先へ先へと進もうとはせずに、

「出発点(分岐点)までいったん戻る」ということです。

 

出発点/分岐点(原点)に戻れば「やり直し」ができます。

 

途中の失敗経験を役に立て、二度と同じ失敗をしないように気をつける

ことができます。

 

そして、これは投資や人生や仕事にも当てはまると思います。

 

もしも人生に迷い、当初の情熱を失ったりしたなら、自分がもっとも充実して

やる気満々だった「初めの頃」に戻ることが大事だと思います。

 

別名「初心に返れ」……です。

 

不動産投資をやろう!と意気込み、いろいろ本を読んだり、セミナーに参加

したり、すでに実践している人の話を聞いたりして、不動産投資を行なおうと

していたのに、実際には最後の最後の段階で「リスクに怯え」て一歩を踏み出せ

ずにいる……という人もいらっしゃるかと思います。

 

銀行融資がおりなかったがゆえに出鼻をくじかれ、一気にモチベーションが

下がってしまった……という人もいらっしゃるかもしれません。

 

あるいは、思っていたのとちょっと違う……といわゆる現実の厳しさに遭遇して

いる人もいらっしゃるかもしれません。

 

夢に燃えて活き活きと輝いていた初心・あの頃に戻って、改めて不動産投資での

成功へ向けて再出発を図るには、9月という時期は良い時期かもしれません。

 

9月に再起動をし始めると、ゆっくり行動しても来年の年初からのスタートに

間に合います。

 

多くの金融機関では9月は第2四半期を迎えます。

 

決算対策を講じる時期であり、来年3月の本決算に向けて意識を改める時期でも

あります。

 

投資家が今動いたとしても今スグに得たい結果を得られる保証はありませんが、

それでも数か月後(すなわち年明けくらい)に得たい結果を得られる可能性は

高くなると思います。

 

道に迷ったら元の分岐点まで引き返して再考を図る……という姿勢は、

失敗を少なくしたり失敗のダメージを軽減するうえでとても大事なことだと

思いますので、ここらで一度自分の投資スタンスや姿勢を見直してみるのも

良いのではないか?……と思います。

 

 

本日もお読みくださりありがとうございました。