こんにちは。サラリーマン大家の良波直哉です。
先日、入居者に喜ばれる収納を目指し収納システムの意見交換会を開催しました。
この意見交換会を開いたきっかけは、収納システムを狭い部屋に設置する際の効果的な設置の仕方を検討することでしたが、実際に意見交換会で投げかけてみたところ、参加者が一級建築士・整理収納アドバイザーなど専門分野に詳しい方だったのもあり、さらなる意見の広がりがありました。
大変興味深かったので、その活用の仕方やアイデアをご紹介します。

キャットウォークとしての活用

このアイデアはもともとこの「入居者に喜ばれる収納で入居率UP」のコラムにコメントとして寄せられたもので「収納システムをリビングの壁面に取り付け、キャットウォーク(猫が歩くために設置されたスペース)として使用する」というものです。
意見交換会では、ご自身も猫を飼っている1級建築士のBさんのコメントが特に納得でしたのでご紹介します。

猫は気に入らないものは使わない

・気に入るかどうかは設置してみるまで分からない
・使われないキャットタワーは邪魔になるだけ
・収納システムは猫が使わなくとも本来の「収納」として使える

猫は変化がないと飽きる

・猫は最初は使っても次第に使わなくなる
・壁に固定したキャットウォークは猫が飽きても変えられない
・収納システムは棚板の移動で簡単にコースを変更できる
・棚板をバスケットになどアイテム変更が新たな刺激になる
・コースやアイテム変更を何度でも簡単に試すことができる

コラムにいただいたコメントですが、「キャットウォークとして活用する場合は滑らない素材であることが重要」とのアドバイスがありました。こちらも意見交換会で紹介したところ、さらに意見が出てきました。

・爪とぎが欲しい
・中が空洞で猫が入れるようなものがあるとよい
 (猫は狭いところに入るのを好む)
・季節によって交換できる猫用のソファや寝床があるとよい
・猫の遊び心をくすぐるようなアイテムが欲しい

キャットウォークだけでも話が尽きないので、この話題はいったんここまでとしましたが、「ペットが喜ぶ部屋の意見交換会」を開催したらもっと話が膨らむのだろうと思いました。

和室の押し入れを簡単リノベーション

次に活用のアイディアとして出た意見は収納システムのL字活用です。これは収納システムを組み合わせアルファベットの「L」の字のように設置する使い方で、整理収納アドバイザーのAさんによると、お客様に大変好評で最近のトレンドとなっているようです。
部屋の角やウォークインクローゼットといった奥行のあるところに使うと、奥行きを活かしながらより多くの荷物を効率的に収納できます。また、L字型に収納が配置されていると移動しなくても向きを変えるだけで横と奥の収納を使用することができ、短い動線で作業を効率化できます。

この話を聞いてひらめいたのは和室の押し入れです。和室をお金をかけずに洋間にリノベしたいと考えていたところで、奥行きがあり持て余し気味の押し入れの活用に利用できるのではと思ったのです。そこで意見交換会に投げかけてみたところ「縦に2つに区切り、片方は作業スペース、もう片方は収納スペースにしてみては?」というアイデアが1級建築士のBさんからありました。
Bさんはひらめきのままにその場でノートにイラストを描いてくれましたが、そのアイデアに皆がうならされました。

後日、Bさんがノートに描いたイラストにカラーリングして送ってくれたのがこちらです。とても和室の押し入れとは思えません。

イラストとして目に見える形で表現されると、なんとなく頭の中で想像していたものが急に現実味を帯び、わくわくしてきました。すぐにでもリノベに取りかかりたい!という衝動に駆られるほどです。

このように収納システムは、「あんな事や、こんな事ができる!!」と、その活用をあれこれ考えるだけでも楽しくなる大きなオモチャのようなものです。自分ならこの収納システムをどのような使い方で活用するかイメージするだけで、誰もがこの楽しみを共有できると思います。

収納システムでの入居率UPを目指して

収納システムの意見交換会に関してコラムは今回が最後となります。
この意見交換会では、参加者の方からアイデアをいただき、参加者どうしのヒラメキをぶつけあうことで意見交換が大変盛り上がりました。参加者の方にも楽しんでいただけましたし、主催者の私も本当に多くの事を学べた上に、今後の活動へのヒントにもなりました。
正直なところ、これまで気にも留めていなかった「収納」でしたが、今回のように腰を据えて考えてみることでこれほど多くの意見やアイデアが出てきたことは大きな驚きでした。
今後は、入居率UPを目指し、キッチンや洗面台、クロスといった切り口ついても考えてみたいと思います。